動画の内容をテキストで解説したガイドです。動画を見ながら読んでもいいし、テキストだけで進めてもOK。各見出しに動画内のタイムスタンプを入れてあるので、知りたいところに直接飛べます。
Substackは画面構造が独特で「設定がどこにあるか」でつまずく人が多いツールです。まずは最初に必ずやるべき設定(Pledgeオフ、メール通知オフ、住所登録)を押さえて、そのあとで投稿・分析・レコメンドの使い方を順番に解説していきます。
- はじめに:Substackは「2階建て」で出来ている [00:00]
- 1階:ユーザー設定(読み手としての自分の設定) [00:25]
- 2階:パブリケーション設定(発信者としての設定) [02:15]
- パブリケーション名を変える(テーマ編集) [04:11]
- ⭐ Pledge(プレッジ)をオフにする [04:50]
- メール通知をオフにする(自分宛の通知) [05:41]
- 住所を登録する(特電法対応) [06:13]
- ホーム画面と投稿の3形式 [07:11]
- チャット機能(コミュニティ運営) [10:22]
- アナリティクス(成長分析)の見方 [12:20]
- レコメンデーション(相互おすすめ) [14:06]
- ライブ配信とクリップ [15:49]
- まとめ:最初にやるチェックリスト [17:00]
はじめに:Substackは「2階建て」で出来ている [00:00]
Substackは、超絶わかりにくいツールです。先に正直に言っておくと、僕もまだ全部わかっていません。なので、少し違うところやわかりにくい部分があるかもしれませんが、一緒にパソコンの画面をWebで開きながら見ていきましょう。
最初にいちばん大事なポイントだけ伝えます。Substackの画面は「2階建て」になっています。
| 階層 | 何の設定? | どこから入る? |
|---|---|---|
| 1階:ユーザー設定 | 自分が「読み手」としてSubstackをどう見るか(通知・自動再生など) | サイドバー「もっと見る」→「設定」 |
| 2階:パブリケーション設定 | 自分が「発信者」としてどう見せるか(テーマ・Pledge・メール送信など) | サイドバー「ダッシュボード」→ 左下「設定」 |
Substackで「設定がない!」「Pledgeをオフにできない!」となるのは、たいてい1階で2階の設定を探しているからです。Pledgeのオン/オフや発信側の設定は、必ず2階(ダッシュボード側)にあります。
1階:ユーザー設定(読み手としての自分の設定) [00:25]
設定画面までの行き方 [00:33]
Substackを開くと、たいていホーム画面になっています。そこから、
- サイドバーの「もっと見る(More)」をクリック
- 「設定(Settings)」をクリック
これで設定画面に入れます。ただし、ここはあまりいじれません。「Substack自体をどう使うか」というユーザー側の設定がメインで、有料課金のオン/オフなど発信側の設定はここではできないので注意。
通知の設定 [01:11]
通知(Notifications)で見ておくべきポイント:
- ニュースレター(記事の更新通知):自分が購読している人の記事が出たときの通知。メール/アプリ両方にしておくのがおすすめ
- エンゲージメント:自分の投稿に「いいね」などが来たときの通知。プッシュ通知とメール、それぞれ別に設定できる
- 新規登録者の通知:自分のSubstackに新しく購読者がついたときに通知が来る。モチベーションになるならオンに。来すぎてうるさいならオフでOK
メールアドレスへの通知は基本いらないと思います。アプリ通知だけで十分。
その他の表示設定 [01:59]
動画の自動再生など、表示まわりの設定もこの画面にあります。これは読み手としての設定なので、発信者としては別途ダッシュボード側で設定する必要があります。
2階:パブリケーション設定(発信者としての設定) [02:15]
ダッシュボードへ移動する [02:15]
サイドバーの「ダッシュボード(Dashboard)」を押してください。これが発信者用の管理画面です。
「パブリケーション」って何? [02:33]
ダッシュボードを開くと、自分の名前のほかにパブリケーション(Publication)というものが表示されます。これがSubstack最大のつまずきポイント。
パブリケーション=あなたの「ニュースレター/サイト」そのものです。
XやThreadsだと「アカウント=発信の場」で1対1ですが、Substackは違います。
アカウント(あなた)の中に、パブリケーション(ニュースレター/サイト)がぶら下がっている
イメージとしては、noteのマガジンを自分で運営しているような感じ。1人のアカウントが複数のパブリケーションを持つこともできます。このパブリケーションの中に、記事・ノート(短文)・ポッドキャスト・動画を入れていく、という構造です。
最初にアカウントを作ると自動的に1つパブリケーションが紐づくので、まずはそれを編集していけばOK。
発信側の設定はここ:左下の「設定」 [03:35]
ダッシュボードを開いたら、画面左下の「設定(Settings)」を押してください。ここが発信者用の本丸です。パブリケーション名・ロゴ・URL・有料プラン・Pledge・メール送信設定など、ぜんぶここからいじれます。
パブリケーション名を変える(テーマ編集) [04:11]
最初は「周平 from 周平」みたいに、よくわからない表記になっていることが多いです。これを直しましょう。ただし、設定画面からそのまま名前を変えられない人がいるので、その場合は先に「テーマ」をカスタムに切り替える必要があります。
手順
- ダッシュボード → 設定 を開く
- 「テーマを編集(Edit theme)」を押す
- 「プロフィール(Profile)」になっていたら、「カスタム(Custom)」に変える
- ダッシュボード → 設定 に戻ると、パブリケーション名を編集できるようになっている
- お好みの名前に変更して保存
「テーマを編集」というラベルからはパブリケーション名を変えるところに見えないので、ここはわかりにくいポイントです。
⭐ Pledge(プレッジ)をオフにする [04:50]
ここは全員が最初にやっておくべき最重要設定です。
Pledgeとは何か
Pledge(プレッジ)=「将来あなたが有料プランを始めたら課金します」という事前予約機能。
無料運営のパブリケーションでもオンにできて、読み手は金額をコミットするだけ(実際の課金はあなたが有料プランを開始した時点)。Substack側はこれをオンにすることを推奨してきますが、無料でやっていく人にとっては購読動線をややこしくするだけなのでオフ推奨です。
Pledgeがオンだとどうなる?
- 誰かがあなたをフォローしようとすると「約束を支援する(Support with a pledge)」みたいなボタンが出る
- 「購読」ボタンを押すと、サブスク(有料プラン)の画面に飛んでしまう
- 結果、フォロー導線がわかりにくくなり、エンゲージメント率が下がる
オフにする手順
- ダッシュボード → 設定
- Pledge(プレッジ)の項目を探す(「Subscriptions」「Payments」セクション内にあります)
- Pledge をオフにする
これで「購読(Subscribe)」または「フォロー(Follow)」というシンプルな導線になります。フォローのエンゲージメントが上がりやすくなるはず。
例外: 近いうちに有料プランを始める予定がある人は、オンにして事前予約を集めるのもアリ。ただし基本は無料運営の人が多いと思うので、まずはオフでOK。
メール通知をオフにする(自分宛の通知) [05:41]
Pledgeをオフにしたら、次にやっておきたいのがこれ。Substackは初期設定だとメール通知がガンガン来ます。
設定画面を下にスクロールしていくと、自分宛のメール通知を細かく管理できる項目があります。基本はほとんどオフでOK。これだけでメールボックスがだいぶスッキリします。
※これは「自分が受け取る通知メール」の話です。読者に送るニュースレター本体とは別物なので、ここをオフにしても読者へのメール配信は止まりません。
住所を登録する(特電法対応) [06:13]
設定画面に「Mailing address(郵送物の住所)」という項目があります。これは飛ばさず、必ず入力しておきましょう。
なぜ住所が必要?
日本では特定電子商取引法(特電法/特定電子メール法)により、商業目的のメール(メルマガ含む)には送信者の連絡先・住所の表示が義務付けられています。Substackも世界各国の同様の法律(米国のCAN-SPAM法など)に対応するため、ニュースレターのフッターに住所を表示する仕組みになっています。
自宅住所を出したくない人へ
自宅をさらすのは抵抗ありますよね。その場合はバーチャルオフィスを使うのがおすすめ。住所だけ借りられるサービスがいくつもあります。
すぐにめちゃくちゃ問題になるわけではないですが、メルマガを出すなら早めに対応しておくほうが安全です。
愛媛県でバーチャルオフィスを探している方は、僕がやっているLLAC HOUSE(Google Mapで出てきます)も使えるので、興味あればDMください。
もしくは会社宛にメールでも気軽にどうぞ:murakami.kaizoku2021@gmail.com
入力したら忘れずに「保存(Save)」を押してくださいね。
ホーム画面と投稿の3形式 [07:11]
設定が終わったら、いよいよ投稿です。Substackには3つの投稿形式があり、これがまた紛らわしい。
| 形式 | 中身 | 似ているサービス |
|---|---|---|
| ノート(Note) | 短文ポスト。画像・リンクも貼れる | X / Threads |
| 記事(Post / Article) | 長文記事。画像・リンク・音声・動画すべて埋め込み可 | note / ブログ |
| ポッドキャスト | 音声ファイルをアップ。記事も同時に書ける | 音声配信 |
ノート(Note)[07:32]
「Note」というラベルですが、実体はつぶやき的な短文ポスト。XやThreadsをイメージしてください。画像もリンクも貼れます。
Substack Notes は2023年4月にリリースされた短文機能。Twitter(現X)への対抗として導入され、Substackクリエイター同士の交流・拡散の起点になっています。
記事(Post)[07:53]
これがいわゆるブログ記事。noteみたいに長文を書けて、画像・リンク・音声・動画もぜんぶ入れられる。メルマガとして読者に配信される本体もこれです。
ポッドキャスト [08:52]
音声ファイルを直接アップロードできます。記事と一緒にコラム(書き起こしや補足)も書けるので、音声+テキストのセット配信が可能。
既存のポッドキャストをRSSから取り込むこともできますが、過去エピソードは引っ張れても、新しいエピソードを自動同期する機能はありません。新エピソードはSubstack側で都度公開する必要があるので、ここは仕様として割り切ってください。
僕の場合、ポッドキャスト音声をアップ+書き起こしコラム、というセットで出しています。これがメルマガとして配信される、というイメージ。
ホーム画面の見方 [10:08]
ホーム画面はフォロー中/おすすめなどタブで切り替えできます。誰かがライブ中ならここに表示されたりもします。基本は他SNSと同じ感覚でOK。
チャット機能(コミュニティ運営) [10:22]
ダッシュボードに「チャット(Chat)」があります。「なんだよチャットって」と思いますよね。これは1対1のDMもできるし、自分のパブリケーション内に掲示板(スレッド)を立てることもできる機能です。
イメージ
- Instagram でいう「一斉配信チャンネル」
- LINE でいう「オープンチャット」
- Discord でいう「チャンネル」
できること
- 掲示板(スレッド)をいくつでも追加できる
- 各スレッドに自分が投稿し、購読者が返信していく
- 返信に返信ができ、親スレ→子スレ→孫スレみたいに枝分かれする(けっこうカオスになる)
- 海外のSubstackユーザーから返信が来ることもある
注意点
- 通知がガンガン来るので、運用しないなら触らない
- ボンボン投稿していると読者の通知が増えて購読解除につながる可能性があるので慎重に
- 本格的に使うなら、テーマを絞った専用チャットを作るのがよさそう
最初のうちは、まず普通に記事(Post)を書くことに集中するのがおすすめです。
アナリティクス(成長分析)の見方 [12:20]
ここもまた、たどり着き方がわかりにくい。
行き方 [12:28]
- ダッシュボードを開く(左下の設定じゃないので注意)
- 中の「成長(Growth)」タブを選ぶ
何が見られる? [12:45]
| 指標 | 意味 |
|---|---|
| Visitors | 訪問者数(見に来た人の数) |
| New Subscribers | 新規購読者数(フォロワー増加と考えてOK) |
流入元(どこから購読者が来たか)[13:03]
- Substack:プラットフォーム内全体からの流入
- Onboarding:新規ユーザーがアカウント作成時に表示される「おすすめ枠」からの流入。ここが一番大事
- Post:自分の記事や投稿経由
- Recommendations:他のSubstackerのおすすめ経由
- 外部SNS(Instagram、Google検索など)
僕の場合、ほとんどがOnboarding経由なので、ここに乗ることが現状もっとも大きな流入源になっています。
Onboardingは、Substackの新規ユーザーが登録時/アプリ初回起動時に表示される「おすすめパブリケーション一覧」のこと。他のSubstackerからRecommend(推薦)を多く受けているパブリケーションが乗りやすい仕組みになっています。つまり、相互レコメンドが流入を作る基本構造。
レコメンデーション(相互おすすめ) [14:06]
Substackで購読者を伸ばす最重要機能がこれ。
仕組み
| 種類 | 中身 |
|---|---|
| Inbound(受け取る側) | 他のパブリケーションがあなたを推してくれて、その読者が流れてくる |
| Outbound(推す側) | あなたが他のパブリケーションを推して、自分の購読者が流れていく |
両方が活発になると、Onboardingに乗りやすくなり、関連投稿としても露出が増えるという良循環。
推し方の手順 [14:11]
- ダッシュボード →「おすすめ(Recommendations)」
- 「おすすめを追加(Add a recommendation)」で他のパブリケーションを検索
- 良いと思ったところを追加
推す相手の選び方 [15:24]
- 本当に読んでいて良いと思うものを推すのが大事
- 「フォローもしてないし読んでもないけど推す」みたいなのは長期的にはマイナス
- 自分の読者の体験を損なわないように、テーマ・質・更新頻度をちゃんと見て選ぶ
「誰でもかんでも推してる人」になるよりは、意味のあるおすすめのほうが信頼につながります。
ライブ配信とクリップ [15:49]
Substackにはライブ配信機能もあります。これがけっこう優秀。
ライブ配信でできること
- 動画ライブ/音声のみライブを選べる
- 配信後、開封率・動画再生数などのレポートが見られる
- ライブのお知らせはメール経由でも届くため反応がいい(68%が開封したケースも)
注意 [16:01]
ライブをやりすぎるとメール疲れで購読解除が増える可能性があるので、頻度は要調整。
自動クリップ機能 [16:13]
ライブ配信が終わると、Substackが自動で1〜2分のクリップを切り出してくれます。
- 自動でカメラの画角を寄せたり引いたりしてくれる
- 無音部分をカット(ジェットカット)してくれる
- ダウンロードして他のSNSに転載してもOK
- そのままSubstackの投稿としてもアップ可能
この自動クリップは、Substack内製のAI処理で、長尺ライブから盛り上がったポイントを抽出してショート動画化する仕組み。Instagramリールや別プラットフォームへの再利用もしやすい。
割と使えるので、ライブ→クリップ→他SNS転載という流れは試す価値あり。Instagramに上げるだけでは伸びませんが、コンテンツ資産として残す目的では十分です。
まとめ:最初にやるチェックリスト [17:00]
Substackを始めたら、まず以下を一気に終わらせてください。
必須設定(10分でできる)
- ダッシュボード → 設定 → テーマを「カスタム」に変更
- パブリケーション名を整える(「○○ from ○○」を直す)
- Pledgeをオフにする
- メール通知を必要なものだけに絞る
- 住所を登録する(バーチャルオフィスでもOK)
始めたあとに伸ばす施策
- Onboarding流入を意識する(=レコメンドを受けることが大事)
- 意味のあるレコメンドを自分からも出す
- 記事(Post)を軸に発信する(ノート・チャットは余裕が出てから)
- ライブ配信→自動クリップを他SNSに二次活用
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ここまで読んでいただきありがとうございました。
