【完全版】ショート動画の教科書「平均再生1万を超える10のポイント」

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【UPDATE】

  • 10/24:4,980円→2,980円に値下げ中(10/31 23:59まで)
  • 10/24:無料セミナーアーカイブ追加
  • 10/26:アカウント設計3つのポイント2,000文字追加
  • 11/1:2,980円→4,980円値上げ
  • 11/2:【4,000文字追加】1,000再生→9万再生の台本修正を公開
  • 11/26:4,980円→14,900円に大幅値上げ予定(12/12 23:59まで)

 

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  1. 【リアタイ100名参加】無料セミナー60分のアーカイブ
    1. 倍速再生、バックグラウンド再生はこちらをタップしてください
  2. 60日連続ショート動画投稿してみた結果
  3. ショート動画のよくある悩み
  4. この教材で得られること
  5. この教材で提供しないこと【やらないこと】
    1. 1. 一過性のバズ狙い
    2. 2. 個別コンサル・ケース依存の助言
    3. 3. アプリやツールの操作解説
    4. 4. 扇動的なノウハウ
    5. 5. 完璧主義的な動画づくり
    6. 6. “見た目だけ”のブランディング指南
    7. 7. “AIに全部やらせる”発信
  6. この教材を書いた人
  7. ショート動画の黄金ルール「再生数=視聴維持率」
    1. 視聴維持上げるには離脱率を下げればOK
    2. 386万再生のリールの離脱率29.92%
    3. 【スキップ率比較】8万再生と1.4万再生
    4. 10個のポイントは全て視聴維持につながる
  8. 【無料ゾーン】1,000再生未満になる3つのミス
    1. 100本以上動画添削してわかったこと
  9. 【ミス①】動画として成立してない
    1. パッと見で理解できるようにする
    2. セーフティーゾーンを守れば1,000再生超える
    3. 動画がブレブレ
    4. カメラは動かさない
    5. 縦動画サイズ「9:16」をちゃんと守る
  10. 【ミス②】文字が読みにくい(テロップ)
    1. テロップは白だけでOK
    2. テロップの色味を変えたパターン
    3. noteはなぜ読みやすいのか
    4. 白文字だけを使うときの注意点
    5. 脳は混乱を嫌う
    6. 顔とテロップは近づける
  11. 【ミス③】内容がわかりにくい
    1. PREP法で内容を整理する
    2. すぐ本題に入らない=わかりにくい
    3. そもそも台本がない
    4. シンプルな台本づくりのコツ「HARMの法則」
    5. 「PREP法」×「HARMの法則」で台本を整理する
  12. ④ショート動画はテキスト投稿であるというマインドづくり
    1. 動画を作るのをやめてみる
    2. 【一石三鳥】台本はXやThreadsにポストする
    3. テキストから始めるとリサーチコストがゼロになる
    4. 300〜400文字で30〜40秒動画を作る
    5. YouTubeデータをAI分析した結果
    6. 長い動画をあえてやらない理由
  13. ⑤毎日投稿できるスタイルを確立するべき理由
    1. 毎回スタイルを変えると更新が続かない
    2. 動画スタイルがコロコロ変わる=ストレス
    3. しゅうへいがVlogスタイルを選んでいる理由
    4. 見慣れたスタイルは離脱率が下がる
    5. スタイルが似てるとAIレコメンドが効きやすい
    6. トークリールは難易度が高い
  14. ⑥毎日1時間で1投稿作るスタイル【しゅうへいの最適化例】
    1. PC編集をオススメする理由
    2. 【アイデアづくり】スマホに思い付いたフック(冒頭)コピーをメモ
    3. 原稿を300〜400文字書く(Macのメモアプリ)
    4. 冒頭は20文字前後、原稿はシンコペーション
    5. 原稿をマイクで読み上げる(Macのボイスメモ)
    6. 編集ソフトに上記を取り込み音声カット(MacのFinal Cut Pro)
    7. 音声は山の中腹でカットをいれると動画にリズム感が出る
    8. テロップを音声の上につける
    9. 原稿からテロップにコピペ
    10. 内容にマッチする動画を入れる
    11. iPhoneとMacならケーブル1本で楽々素材選び
  15. ⑦動画を見たくない前提で作る
    1. 「つい見てしまうコンテンツ」をつくる
    2. 次の文章、どこに目が行きましたか?
    3. ユーザーの見たいに合わせると「自分の言いたいこと」が言えない問題
    4. 相手の聞きたいことに自分の言いたいことを混ぜる
    5. フックのコピーはChatGPTなどを活用
    6. 強いフックに内容が負けるパターンは回避する「フック負け」
    7. フック→フォローまでのアカウント設計
  16. ⑧覚えるアルゴリズムは3つだけ「3秒再生率・平均視聴・フォロー数」
    1. SNSの基本構造理解「SNS=広告家」
    2. アルゴリズム理解「なぜオススメしてくれるの?」
    3. やるべきたった1つのこと「満足度の高いコンテンツの量産」
    4. 3秒再生率(スキップ率)
    5. 最初の3秒は「テキスト」を読ませる
    6. 平均視聴時間
    7. フォロー数「バズ=正義」には必ずしもならない
    8. 有益だからフォローするわけではない「続きが気になるからフォローする」
    9. ショート動画からフォローまでの流れ
  17. ⑨視聴維持を伸ばす3つの要素
    1. 【要素1】「一般論」や「抽象論」に逃げない
    2. 「田舎暮らし」ではなく「家賃2,000円生活」
    3. メリットデメリットを両面提示する
    4. 【要素2】感情を「上げて下げてまた上げる」
    5. よくあるノウハウの見過ぎで「感情を動かす方向」を間違っている
    6. 「本音」と「建前」を行き来する
    7. 二度下げで裏切る
    8. 【要素3】あえて違和感を残す
    9. 悪い違和感は削りまくる
    10. 「良い違和感」は視聴維持を伸ばす
    11. 島暮らし毎月60万返済生活
  18. ⑩アカウント設計3つのポイント
    1. 【ポイント1】なぜ発信するのか?
    2. 「目的」すらなく発信してOK
    3. とりあえず月5万円くらい作りたい
    4. 【ポイント2】自分のゴールを顧客の悩みの解決策に編集する
    5. AirPodsはどんな痛みを和らげる?
    6. 時間を買うという自己投資の提案
    7. 自分が売りたいものが相手が喜んで買う状態にする
    8. 【ポイント3】アカウント設計=ポジションづくり
    9. それ誰でも言えるやんには価値がない
    10. もしAirPodsを自己投資として売るのであればこのポジション
    11. SNSも常に変化する
    12. どんなニーズがあるかは出してみないとわからない
    13. 伸びたYouTubeショートからアカウント設計
    14. ショート動画道場では個別フィードバックを実施中!
  19. 【ガチ台本フィードバック】1. なぜ、あなたの動画は伸びないのか?
    1. 添削前のフック
    2. 伸びない理由①:「また」という”身内ノリ”
    3. 伸びない理由②:「古着」という”専門用語”
    4. 伸びない理由③:「古着 1000万」という”脳のカロリー”
  20. 2. 8万再生を叩き出した「勝てるフック」
    1. 伸びる理由①:「100万円」「ゴミ」という”共通言語”
    2. 伸びる理由②:「100万でゴミ」という”認知的不協和”
    3. 伸びる理由③:「ゴミ10トン」と”映像のフック”
  21. 3. フックの後の「離脱させない」仕掛け
    1. × ムダな一言でテンポを殺さない
    2. ○ 緊張感を加える一言
    3. ○ 「保存ポイント」を必ず作る
    4. ○ 「皆まで言うな」のエンディング
  22. 4. まとめ
    1. 教材のアップデートも随時行なっていきます(メルマガでご案内しますね)

【リアタイ100名参加】無料セミナー60分のアーカイブ

無料セミナーの動画もどうぞ。

足りない部分や文字情報を捕捉するようなイメージで活用ください。
 

 

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⚙️歯車マークから倍速などの設定。「CC」から自動字幕もつけられます。
 

60日連続ショート動画投稿してみた結果

まずは、実際に毎日投稿した実績をみてください。

YouTube、インスタ、TikTokに同じ動画を投稿しました。
 

  • 累計再生(60日間):2,420万回
  • 純フォロー増加(60日間):15,643人
  • 全体の平均再生回数:134,440回

 
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バズや停滞期もありつつ、この2ヶ月で着実に新規フォローが増えています。

実は、60日前は「1ヶ月投稿してない」みたいなことがザラにありました。
 

ショート動画のよくある悩み

こんな悩みないですか?
 

    <ショート動画発信者の悩み>

  • リールを出しても再生数が200回をなかなか超えない
  • 最初は頑張るが、気づいたら投稿が1週間〜1ヶ月空いてしまい自己嫌悪になる
  • バズ狙いで奇をてらって滑って、それがトラウマになり投稿が止まる
  • 自分にはセンスがないと他人と比べて落ち込む
  • ネタはあるが編集に時間がかかりすぎて投稿できない
  • 前にやったネタは使えないと思い込み、ネタ切れになる
  • 視聴者ニーズが分からず、誰に向けて話しているか曖昧になる
  • 再生数が伸びない→モチベーション低下→動画作りが楽しくなくなる
  • 「他の人は簡単そうに続けている」ように見えて自分だけ置いてかれる感
  • 何を改善すればいいか分からず、同じ失敗を繰り返す

「あ、自分のことだ」となった人は、ぜひ無料ゾーンだけでもみていってください。

実際ぼくも、こういう状態から60日連続投稿できて、「これを続けたらビジネスが伸びていく」という実感を持てるようになりました。
 

この教材で得られること

<実践後の状態>

  • 投稿が続けやすくなる(超重要)
  • 100〜200再生で止まるを卒業
  • 1万再生のポテンシャルのある動画づくり
  • 安易なリール攻略情報に踊らされなくなる
  • モチベ任せの投稿を卒業できる
  • なぜ伸びないのか言語化できるようになる
  • ショート→ビジネスの導線がスッキリする
  • 自分のアカウント設計(ポジション)を持てる(仮)

 

この教材で提供しないこと【やらないこと】

逆にこんなことはやりません、というのも紹介しておきます。

よくインスタなどで「スイカ」とコメントさせて受け取る、教材まがいのノウハウは提供しません。

またぼく(しゅうへい)は、毎日投稿を続けていますが、あくまでスタイルの問題であり「毎日投稿しろ」みたいなノウハウでもありません。

むしろ、週2〜3くらいの頻度が一番伸びやすかったりします。
 

1. 一過性のバズ狙い

「たまたまバズる動画」を作る方法は扱わない。

数字だけを追って短期的に跳ねることより、「再現性のある伸び方」を重視。
 

2. 個別コンサル・ケース依存の助言

「あなたの動画を見て添削します」といった個別対応はしない。

※特典としてフィードバックは限定数で募集します

汎用的に使える原理原則を提示。
 

3. アプリやツールの操作解説

CapCut、Premiere Proなど、操作マニュアル的な内容は含まない。

ただし、有料ゾーンにて見やすい編集のコツなどは解説。

基本的なアプリの使い方などは、無料のYouTube動画などを各自で参照。
 

4. 扇動的なノウハウ

「スキップすると運気が下がる」などの再現性のない手法は排除。
 

5. 完璧主義的な動画づくり

「100点を取る」ことではなく、「60点で出して、次で改善する」考え方を推奨。

完璧を求めすぎて投稿が止まることを防ぐ。
 

6. “見た目だけ”のブランディング指南

ロゴやトーンの統一など“装飾”よりも、「内容と姿勢」で信頼をつくる方法を扱う。

フォントや配色などのデザイン講座的要素は扱わない。
 

7. “AIに全部やらせる”発信

AIツール(ChatGPTやRunwayなど)は補助的なサポートとして位置づけ。

「AIで動画を丸ごと作る」ではなく、「AIで構成・仮台本を支援する」レベルまで。
 

この教材を書いた人

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  • しゅうへい(本名:村上周平)
  • 2021年リールで2万フォロー達成
  • 2024年カルーセルで5万フォロー達成
  • 2025年リールで2ヶ月で5,000フォローUP
  • 2025年YouTubeショートで2ヶ月で7,000フォローUP
  • SNS総フォロワー25万人
  • (株)むらかみかいぞく代表
  • 瀬戸内の離島からSNS発信で累計4億円の売り上げ

 

ショート動画の黄金ルール「再生数=視聴維持率」

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ショート動画は難しくありません。

とにかく「再生数=視聴維持率」というシンプルなルールさえ覚えればOK。

もちろん、実際のアルゴリズムはもっと複雑で、エンゲージメント、フォロワーとの交流など含め1人の人間が把握できる内容を超えています。

だからこそ、センターピンである「視聴維持UP」にフォーカスするということが大切。
 

視聴維持上げるには離脱率を下げればOK

その視聴維持を上げる方法も実はシンプル。

「離脱率」を下げればOKです。

離脱=動画をスキップされて次の動画を表示されてしまうこと。

つまり視聴者の「親指」を動かさず、見続けてもらえば自然と再生数は増えます。

もちろん、最初の3秒のスキップ率が低くても、あとの内容が微妙だと視聴維持は下がります。

その辺りも、この教科書内で深掘りで解説していきます。
 

386万再生のリールの離脱率29.92%

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離脱率29%とは、100人がみたら71人は3秒以上見続けたということ。

こうなるとインスタは「この動画はみんな見続けたから良い動画ね」と、どんどん他のユーザーにオススメしてくれます。
 

【スキップ率比較】8万再生と1.4万再生

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20%以上も違います。

もちろん、上が8万再生(しかも1日で)、下が1.4万再生(5日間)。

「え、じゃあ長く見てもらえばいいでしょ?」となるんですが、それには複数の視点と総合的なアプローチが必要です。
 

10個のポイントは全て視聴維持につながる

この教科書の構成は非常にシンプルで、センターピンである「視聴維持UP」に特化しています。

ただ、その道のりは険しく、最初は「ここまでケアしないといけないの?」となるかもしれません。

なので、繰り返し読み返せるように10個ポイントというわかりやすい構成にしています。

「平均再生1万以上」を安定化させる旅を一緒に始めていきましょう。

 

【無料ゾーン】1,000再生未満になる3つのミス

ここでは特に、「最初の3秒のスキップ率」を下げる(=視聴維持UP)のポイントを解説します。

正直、この3つだけでもちゃんと改善したら1万再生越えも十分狙えます。

「有料ゾーンじゃないと、役立つこと教えない」なんてことはしないので安心してください。 

100本以上動画添削してわかったこと

その前に、1,000再生未満になる根本的な理由を解説します。

100本以上ショート動画を添削して、失敗する共通点を見つけました。

それが「動画の基本的な約束が守れていない」、ということ。

巷で言われてるよくあるノウハウ、
 

  • フック
  • 台本
  • 編集

 
…云々の前に、動画がひどくて見れない。
 

画面に出てきた瞬間に1秒以内、なんなら0.1秒でスキップされてます。

なので、ここではそれをギュッと3のミスとして紹介します。
 

【ミス①】動画として成立してない

1,000再生未満になる99%の原因がこれ。

ショート動画の内容云々の前に、「動画として見にくい(成立してない)」

例として、5年前のぼくのリールを見てみてください。
 


 
どこ見ていいか分かりにくいですよね。

100件以上動画フィードバックした中でも、ダントツで多かったこのミス。
 
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視聴者は、真ん中の景色に目がいき、左上にある文字が読みにくい。

たったそれだけこと?って思うかもですが、ユーザーはちゃんと動画見てくれません。

せっかくいい内容でも、こういうミスがあるとそれだけで離脱されます。
 

パッと見で理解できるようにする

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「年収2000万の頃は」という文字がパッと見やすいですよね。

専門用語でいうと、「セーフティーゾーン」を守るということ。

ちなみに、この動画は投稿したて(1時間後のスクショ)ですが、おそらく10万再生は超えます(答え合わせしましょう)
 

セーフティーゾーンを守れば1,000再生超える

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「NGエリア」には、テロップ(文字)や見て欲しい被写体(人の顔・物・ペット)など置かない。

難しく考える必要はないです。シンプルに「だいたい真ん中にあればいい」ということ。
 

動画がブレブレ

次に、映像の質が悪い。手ブレ、カメラを無駄に動かす、右から左、下から上に煽る…

例として、こちらもぼくの過去リールから。


 
酷すぎて見れない…みたいなレベルではないですが、映像が動きすぎてて見にくい。
 

  • 画面酔いしやすい人は見れない
  • 映したいものが定まってない
  • 三脚などを利用していない(手抜き)
  • 動くのか固定なのかわかりにくい
  • 整ってないイメージで離脱されやすい

 
意図があるカメラワーク(動き)ならいいのですが、ぶっつけ本番で意図もなく撮影するとこんな感じになります。

動画の質も悪いし、内容もちょっとよくわからない自分語り。

仮に再生が少し回っても、フォローなどには繋がりにくいです。
 

カメラは動かさない

よっぽど撮影・編集技術がない限り「カメラは固定」でOKです。
 

  • 自分が撮る時は3〜5秒動かさない
  • 何を撮るかではなく「何をフレームに入れないか」を意識
  • 自分を他撮りするときは三脚などを使いカメラを固定して撮る
  • 友達や家族に撮ってもらうときも上記をシェアする

 
シンプルな撮影方法、編集については、有料ゾーンで深掘りします。
 

縦動画サイズ「9:16」をちゃんと守る

超初期設定ですが、ショート動画なのに横動画でアップしている人もいます。

もちろん「YouTubeの切り抜き」など、意図的にやっている場合はOK。

そうじゃなく、縦動画素材がないから横やそれを少し縦に伸ばしたやつで…みたいなのは手抜きなのでNGです。

 

【ミス②】文字が読みにくい(テロップ)

こちらも100件以上フィードバックする中で多かったミス。

動画慣れしてる人ほど、「編集こだわろう!」と思って、テロップにいろんな色を使いがち。

無駄に動かしたり、変な装飾を入れたり。

さきほどの「セーフティゾーン」内にあっても、視覚的に読みにくいと離脱されます。
 

テロップは白だけでOK

色味を多く使うと、それだけでゴチャゴチャします。

よっぽどデザインセンスがあればいいですが、動画初心者&デザイン経験なしの人は「白テロップ+ドロップシャドウ」でOKです。
 
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テロップの色味を変えたパターン

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見れなくはないですが、「ちょっと広告感」と「野暮ったさ」がありますよね。

あと、「この文字はポジティブな意味だから明るめの色を…」みたいな選ぶ労力が増えて、編集が大変になり続きません。
 

noteはなぜ読みやすいのか

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ブログメディアのnote。シンプルなデザインで読みやすいですよね。

ショート動画も同じで、編集などで個性を出す必要はありません。

シンプルに、コンテンツの中身で勝負でOK。

それに、人は「見慣れた構成・デザイン」のほうがボーッと見てくれるので、離脱率が減り再生が伸びやすいです。
 

白文字だけを使うときの注意点

「白文字」だけでは、背景が明るいと読みにくくなります。

軽めにドロップシャドウをつけてあげてください。

ドロップシャドウとは、文字に影をつける装飾。
 
ドロップシャドウあり白文字
 
Final Cut Pro 2025 10 20 15 23 02
 
ドロップシャドウなし白文字
 
Final Cut Pro 2025 10 20 15 23 21
 
好き嫌いありますが、パッと見た時はドロップシャドウ付きの方が見やすいです。
 

脳は混乱を嫌う

脳はサボる器官です。

基本的にエネルギーを使いたくありません。生死にかかわる危機的な状況に備えて日常的に節約モード。
 

「ゴチャゴチャした動画」=「脳の消費エネルギーUP」

 

となるので、動画をスキップされて視聴回数が減ります。

つまり「脳に嫌われないコンテンツ」であることが重要。
 

顔とテロップは近づける

ちょっと中級者向けになりますが、なるべく「顔」と「テロップ」は近づけてください。
 
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というのも、人は無意識に「人の顔」「人の姿」を追いかけます(これも脳の癖)

ちゃんとテロップがセーフティーゾーン内でも、人の顔と離れると読まれにくくなります。
 

    <視聴者の心理>

  • どっちをみたらいい?(迷わす)
  • テキストなんて書いてた?(内容抜ける)
  • 選ぶの面倒(離脱)

 
もちろん全ての映像で実現するのは難しいですが、冒頭や大事なパートでは、特に注意してください。

余計なストレスを脳に与えないことが重要です。
 

【ミス③】内容がわかりにくい

シンプルに「何言ってるかわからない」から1,000再生未満になります。
もっというと「構成がない」とも言えます。
 

  • よくわからない
  • 見続ける理由がない
  • 知りたい情報がない(と思われている)

 
あなた側の視点では、
 

  • 編集3時間かけたキモ入りのコンテンツ
  • 内容盛りだくさん
  • いろんな動画盛り込めた
  • 伝えいたいこと熱く語った

 
みたいな想いがあるかもですが、ショート動画では「雑音」になります。

ピアノ初心者が適当に鍵盤を叩く音「ドソレ#ファシ◎△$♪×¥●&%#?!」と同じ。

伝え方の型「PREP(プレップ)法」を使って下さい。
 

PREP法で内容を整理する

P:Point(結論)

R:Reason(理由)

E:Example(例え)

P:Point(結論)

 
台本の構成をオリジナルにしなくてOK。

伝わりやすい型「PREP法」で整理してください。

ぼくの構成はPREP法でこんなイメージで毎回作っています。

  • Point(結論):年収を2000万から200万に下げた結果、「住民税で詰んだ」。
  • Reason(理由):地方ビジネスに挑戦して借金6,000万円を背負い、役員報酬を月20万円に下げたため。
  • Example(具体例):手取り5万円で妻の給料に頼る生活。家賃2,000円の古民家で生き延び、固定費を削りSNS発信でマネタイズ(60日投稿・YouTube広告9万円)。
  • Point(再提示/まとめ):固定費を極限まで落とし、発信で稼ぐしか生き残る道はない。借金返済を続けながらも前進中。

 
実際の動画がこちら。
 


 

すぐ本題に入らない=わかりにくい

ブログみたいな導入は不要。あなたに持ち時間は最初の3秒。

「社長へのエレベーター1分プレゼン」みたいな話がありますが、それよりも短い。

なので余計な導入や挨拶は不要です。

【悪い例】 「今日はですね、あの〜、皆さんに大事なことをお伝えしたいんですけど…」

【良い例】 「ショート動画で再生数を3倍にする方法、見つけちゃいました」

 
「フック」として一見関係ないことを演出する方法もあります。

が、そこに5時間も使うならシンプルに内容伝える動画を5本作った方がマシです。
 

そもそも台本がない

とりあえずカメラ準備して、撮影スタート…。

これで伸びるなら、素人みんなインフルエンサーです。

ChatGPTに有料課金して台本サポートしてもらいましょう。

ちなみに、無料のChatGPTは性能低いのでオススメしません。
 

  • ChatGPT
  • Gemini(Google One AI Pro)
  • Claude

 
このあたりならなんでもOK。どれも月3,000円程度です。
 

シンプルな台本づくりのコツ「HARMの法則」

「HARM(ハーム)の法則」を使うと、かんたんにネタが見つかります。
 

  • Health(健康):「朝起きるのがつらい」「寝ても疲れが取れない」
  • Ambition(野心):「フォロワーが増えない」「夢が叶わない」
  • Relation(人間関係):「家族に理解されない」「上司が怖い」
  • Money(お金):「借金が減らない」「将来が不安」

 
HARMの法則と年代をかけあわせると、だいたいその人の悩みはわかるようになります。

その悩みをフックに、自分の体験談として共感しつつ、今日からできる解決策をわかりやすく提示する。
 

「PREP法」×「HARMの法則」で台本を整理する

【P:Point(結論)】0〜3秒

「〇〇で悩む人は、××をやめた方がいいです。」
 
【R:Reason(理由)】3〜10秒

「なぜなら、△△な仕組みがあるから。」
 
【E:Example(具体例)】10〜22秒

「僕も□□を続けてた時は〜。でも○○をしたら改善しました。」
 
【P:Point(再主張)】22〜30秒
「〇〇で悩む人ほど、××を意識してみてください。フォロー・保存どうぞ。」

 
基本の型はこれで固定させて、あとは中身や動画素材でオリジナリティを足していきましょう。
 
 
 
ーーーーーここから有料ゾーンーーーーー
 
 
 

④ショート動画はテキスト投稿であるというマインドづくり

有料ゾーンで、いきなりマインド的な話をします。

とにかく伸ばすためには「定期的な投稿」が不可欠。

ショート動画道場(有料コミュニティ)を見ていても、定期投稿が続いている人は10%くらいです。

つまり、それぐらい「ショート動画を継続する」のは難しいということ。

で、この難易度を上げている根本的な理由が、
 

「動画を作るという意識」

 

違うんです。「ショート動画はテキスト投稿」です。
 

動画を作るのをやめてみる

ぼくも投稿サボるところから、このマインドに切り替えたら楽に続くようになりました。

というのも、ThreadsやXでポストしたテキスト投稿を動画にしていただけ。
 

    <継続できた投稿づくりの流れ>

  • 過去の伸びた投稿検索
  • そのままナレーションで読み上げる
  • 内容にあう動画をアルバムから選ぶ
  • テロップいれる
  • インスタで音源つけて投稿

 
逆に継続できなかったパターンは、
 

  • ネタを思いついたら撮影
  • 動画を先に撮る
  • 後からナレーションを入れる
  • テロップ入れる
  • 音源つけて投稿

 
工程がその都度変わったりして、エネルギーが無駄にかかるんですよね。

なので、「動画を作るぞ→テキスト1本投稿するぞ」、くらいの感覚でやっていきましょう。
 

【一石三鳥】台本はXやThreadsにポストする

くわえて、台本そのままテキスト投稿しても伸びます。
 


 


 
動画みてもらったらわかりますが、ほとんど一緒です。

しかも、テキストをXとThreads。

作れた動画を、またインスタ、YouTube、TikTok、X、Threadsに投稿。

一石三鳥どころから、五…六にもなります。

つまり、ショート動画だけのために台本作るのではなく、テキスト投稿の一環として始める。

それをついでに、動画形式にしておく、くらいの感覚でOKです。
 
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つい投稿サボりがちになるThreadsも、この通りインプが復活。
 
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Xに関しては、どうした?レベルで伸びて、1週間で800万インプを超えました。
 

テキストから始めるとリサーチコストがゼロになる

「リサーチに時間かかって投稿できない」、も解決できます。

先にテキスト投稿して、反応を見れば良いから。

実際にやってみてわかったのが、
 

テキストで伸びない投稿は動画にしても伸びない

 
という真理。

テキストで反応取れれば、動画にしても伸びます。
 

300〜400文字で30〜40秒動画を作る

60本作る中でわかったのが、30〜40秒前後が作りやすいし、一番伸びやすいということ。

インスタ、YouTube、TikTokでもアルゴリズム的にも評価されやすく、なおかつ作りやすい動画尺です。

逆に10秒前後の短すぎる動画、1分以上の長いショートは逆に難易度が高くなります。
 

YouTubeデータをAI分析した結果

トップ20(しゅうへい)のショート動画を分析したところ、

「30秒レンジ(30〜39秒)」と「40秒以上」の動画がほぼ同数。
 

  • 40秒以上 (40-89秒): 9本
  • 30秒レンジ (30-39秒): 9本
  • 29秒以下: 2本

 
ただし、最も強烈にヒットしているトップ5の動画の尺を見ると、傾向がよりはっきりと見えます。
 

  • “1,700万で島の土地買ってみた結果 ” (55.0秒)
  • “もう限界、月60万返済が10年続く。” (35.0秒)
  • “保護猫が古民家にきて6年。” (60.0秒)
  • “10年住んでわかった家賃2,000円古民家のデメリット…” (35.0秒)
  • “古民家が大嫌いだった。” (54.0秒)

 

トップ5のうち3本が「40秒超え」(54秒、55秒、60秒)であり、残りの2本も「30秒レンジ」ではあるものの、35秒と長めです。

「30秒レンジ」も「40秒超え」も両方ヒットしていますが、共通しているのは、以前の分析で指摘したように「9秒や16秒などの短すぎる動画は伸びず、35秒〜60秒の『しっかり満足感を与えられる尺』で大ヒットが生まれている」ということです。

 

長い動画をあえてやらない理由

1分以上のショート動画は、たしかに伸びると再生時間も増えるし、満足度も高くなります。

が、ぼくは途中から1分未満で作るようになりました。

それは、制作コスト(時間や労力)高いから。

たった20秒程度かもしれませんが、文字数で200文字、動画素材が10個近く増えることにもなります。

とにかく、
 

毎日できるスタイルを維持する

 
ということを大切にしています。
 

⑤毎日投稿できるスタイルを確立するべき理由

シンプルに「やったりやらなかったり」が一番伸びないからです。

これは「毎日投稿じゃないとダメ」ではなく、「週2〜3のコンスタントな投稿を続けましょう」、という意味です。

それでも、だいたいやらなくなります。理由は制作コストを無駄に上げてしまうから。

そして伸びないからと言って、またテーマやジャンルを変え、なんなら新規アカまで始めてしまう。

読んでて「耳が痛い」という人もいるでしょう。

どのSNSも1〜3年継続してなんぼです。
 

毎回スタイルを変えると更新が続かない

今日はトーク系、明日はVlog系…と変えていると、作る際の思考コストが上がります。

「選択する」が一番の労力になるので、かっちり固定してそれ以外やらない、くらいのスタンスでOKです。

もちろん、実験してみるのはいいのですが、ダメならすぐ戻してください。
 

動画スタイルがコロコロ変わる=ストレス

視聴者にとって、地味にストレスです。

好きな筋トレYouTuberがいるのですが、たまにスタイル変えてきてその時はすぐスキップしています。

もちろんそんなの自由なのですが、決まったスタイルの動画をやり続けるのが、結果的に平均再生1万以上を安定化させやすいです。
 

しゅうへいがVlogスタイルを選んでいる理由

そもそもVlogはすでに「動画市場で人気ジャンル」として確立されています。
 
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  • ゲーム/ゲーミング動画
  • 音楽・ミュージックビデオ/子ども向け音楽コンテンツ
  • ハウツー/チュートリアル/解説動画
  • レビュー/アンボクシング/商品紹介
  • Vlog/パーソナルストーリー/日常ライフスタイル動画
  • コメディ/挑戦・チャレンジ/リアクション動画
  • ライブ配信/リアルタイム配信
  • ビューティー/ファッション/メイクアップ動画
  • アニメーション/子ども向け動画/教育・キッズコンテンツ

 
自分でオリジナルのジャンルやスタイルを確立するよりも、一定数ニーズがあるスタイルに自分のコンテンツを馴染ませていく。

しかも、Vlog系はレベルの高い編集もほぼ不要なので、初心者向けでもあります。
 

見慣れたスタイルは離脱率が下がる

しつこいですが、とても大事な視点なので繰り返し伝えます。

スキップされる理由は「迷い」が原因。
 

このまま見続けていいかな?

 
と、視聴者に思わせてはダメです。

だからこそ、「見慣れたスタイル」をやる必要がある。

ショート動画初心者ほど、オリジナリティを出そうとして失敗します。

自分がやりたいジャンルやテーマで、伸びてる人を探して、その人がどんな構成にしているのかしっかりチェックしていきましょう。
 

スタイルが似てるとAIレコメンドが効きやすい

実際にYouTube「Vlog」「Vlog 田舎」と検索すると、ファーストビューから動画の作りから似ています。

AIが動画の内容を分析して、似た動画を好きな人にオススメする流れになるので、むしろ「似てないとダメ」。

また、「パクるパクらない」みたいな低次元の話ではなあく、人気ジャンル=似たコンテンツが多い、ということ。

コンビニも、店舗外観、店内動線どれもほぼ同じですよね。

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トークリールは難易度が高い

「それならカメラの前で話すだけにしたい」と思ってトーク系のショート動画をやる人が多いです。

が、ほとんどの人が再生されずに挫折する。
 

<トークリールが難しい理由>

  • 台本が9割
  • 照明、背景セッティング重要
  • カメラ前のトークの難しさ(表情管理)
  • テンポいい編集
  • 画角や画像追加で視覚的なテンポ感を出す
  • 顔の圧迫感で離脱されやすい

 
トーク系リールが難しいというよりも、面白い台本が作れない、作れたとしてもそれをうまく喋って伝えられない、というハードルがあります。

それでいて参入障壁は低いので、下手なトーク系が乱立してますね。

ぼくも別アカウント(フリーランスの学校)で挑戦中なので、またノウハウがたまったら共有します。
 

⑥毎日1時間で1投稿作るスタイル【しゅうへいの最適化例】

台本、編集、投稿まで1時間〜2時間で終わるスタイルを紹介します。

試行錯誤して、たどり着いた効率化&最適化した動画づくりフローです。

もちろんスマホアプリ(CapcutやVlloなど)でも可能ですが、個人的にはPC編集をオススメします。
 

PC編集をオススメする理由

慣れたら断然PCの方が早いです。
 

<PC編集をオススメする理由>

  • シンプルに画面が広い
  • コピペがしやすく作業時間短縮
  • 過去素材をそのままコピペできる(超時短)
  • スマホより集中しやすい
  • 健康にいい(首肩腕)

 
主婦の方などで、子供が寝たスキマ時間にちょこっと編集…みたいな場合は、もちろんスマホじゃないと難しいと思います。

そういった事情がない限りは、PCソフトがオススメ。

ぼくはMacのFinal Cut Proを使っています(買い切り45,000円)

Windowsだと、

がオススメらしいです。
 
またスマホ編集アプリの決定版でもある「Capcut」のPC版もあるので、そちらも検討してみてください。
 

CapCut PC版
公式サイトからダウンロード:

WindowsまたはmacOS用の公式版が提供されています。

CapCutの公式サイトにアクセスし、ダウンロードしてインストールします。

Microsoft Storeからも入手可能です。
 
スマホ版との連携:

スマホで編集していたプロジェクトを、PC版に同期して続きを編集することもできます。

 

【アイデアづくり】スマホに思い付いたフック(冒頭)コピーをメモ

あらゆる時間にすぐメモできるようにしています。

使ってるアプリはiPhoneにデフォルトで入っている「リマインダーアプリ」。

リマインド機能は使わず、箇条書き形式ですぐメモするようにしています。
 

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メモ帳アプリをここで使わない理由が、どこにいったかわかりにくいから。

雑にメモできて、必ず1箇所にあらゆるアイデアがまとまっている、という管理方法がベストです。

また「後で書こう」で忘れてしまう、「忘れたことすら忘れてしまう」のも防ぎやすいのでオススメ。

 

原稿を300〜400文字書く(Macのメモアプリ)

冒頭コピーが決まったら、あとはメモ帳に台本を書いていきます。

このときも「テキスト投稿を作るぞ」というマインドに切り替えてます。

考えすぎず、ババっと一通り書き切る。

普段から、XやThreadsを1日10投稿くらいしてると、5分もかからず終わります(トレーニング)
 

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冒頭は20文字前後、原稿はシンコペーション

フックのコピー(文章)は、20文字前後がオススメです。

もちろん「もう限界です」みたいな強烈な一言(6文字)も場合によっては使い分ける。
 


 
逆に、30〜40文字は長くすぎて離脱されるのでNG。

冒頭以外の部分も、一文20文字前後をキープしつつ、「短い文章」「中ぐらいの文章」「長い文章」を使いわけましょう。

そうすると、音楽のようなリズム感のある原稿になります。
 

シンコペーションとは、音楽のリズムで、本来は弱拍(弱い部分)にアクセントを置いて、リズムの規則的な流れを意図的にずらすことです。これにより、曲に躍動感や意外性が生まれます。例えば、「タタンタ」というリズムの代わりに「タンタタ」となるような、拍の表と裏が入れ替わったように聞こえるのが特徴です

 

原稿をマイクで読み上げる(Macのボイスメモ)

純正のボイスメモで十分綺麗に収録できます。
 

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使っているマイクは「SHURE SM7dB」。
 
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 ですが、ここまでの機材は不要。

iPhoneに近づいて話す、有線イヤホンのマイク部分に向けて話す、だけでも基本的には問題ありません。

使っている機材はこちらのAmazonページにまとめてあります。
>>> しゅうへいの機材をみてみる
 

 

編集ソフトに上記を取り込み音声カット(MacのFinal Cut Pro)

ナレーションの言葉をカットして、無音部分や不要な音を削ります。
 
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音声は山の中腹でカットをいれると動画にリズム感が出る

音の波が落ち切ったところでカットするのではなく、
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山から落ち切る手前くらいでカットしてください。
 
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ささいな違いですが、これだけでも次の音声(動画)へのもったり感が少なくなり、テンポ感のいい動画になります。
 

テロップを音声の上につける

PCではあれば、過去の動画のテロップをコピペして、音声カットの上に同じ幅で乗せる。

案外この作業がスマホだと遅いのですが、PCだとほんと楽にできます。
 
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原稿からテロップにコピペ

原稿の文章をそのままコピペしていきます。これもPCのほうが断然早いです。
 

内容にマッチする動画を入れる

日常から撮り溜めた素材を、内容になるべく合うように配置していきます。

この作業もスマホだと、毎回写真フォルダから選んでくる作業が発生します…。

結局、一番時間かかるのがこの「素材選び」なので、ご注意ください。
 
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iPhoneとMacならケーブル1本で楽々素材選び

USB-Cケーブル(高速データ通信)で、PCから直接iPhoneのアルバムにアクセスできます。
 
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画面左上に「my-iphone」という表示。ここから動画を好きに持って来れます。

しかも「縦動画と横動画」が一目瞭然。これ地味にありがたい。

スマホアプリだと、縦動画と思ったら横だった…みたいなケースが多くてストレスです。
 
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ぼくが使っているUSBケーブルはこちら。

ものによっては、遅くて逆にストレスになるケーブルもあるので、高速規格がオススメです。

>>> Anker USB-C & USB-C Thunderbolt 4 100W ケーブル(PR)
 

⑦動画を見たくない前提で作る

発信者でも理解してる人が少ないコンテンツ作りの大前提です。
 


 

想像してみてください。

残業終わりの満員電車の中。退屈からスマホをおもむろに取り出す…。

「めっちゃ動画みたい!文章読みたい!!」みたいな状態ではないですよね。

むしろ流れてくる情報の波から、ひとときの癒し(現実逃避)を求めている。

そんな時に、「ぼくは昔から哲学が大好きで形而上学をもっと突き詰めたい」という他人のポストが流れてきたらどうでしょう。

そう、一瞬でスワイプアウト(離脱)する。

つまり、
 

人はコンテンツを見たいと思ってない。

 
この大前提からショート動画も作らないといけません。
 

「つい見てしまうコンテンツ」をつくる

では、「動画を見たくない人」にどうやってみてもらうのか?

シンプルに「相手がつい見てしまう内容にする」だけです。

この「一点」に集中すると、自然と再生数は伸びます。
 

次の文章、どこに目が行きましたか?

  • 朝起きても疲れが取れない
  • 夜、布団に入っても寝つけない/途中で目が覚める
  • 目が乾く・ぼやける・目が疲れて仕事にならない
  • 会議や作業で集中力が続かない
  • 夕方になると腰がズキッと痛む/慢性腰痛で座れない時間がある
  • 食べてもお腹の調子が崩れる(便秘・下痢・胃もたれ)
  • 体重が急に増えた/逆に痩せすぎで不安
  • 健康診断の数値(血圧・血糖・中性脂肪)が悪化して将来が不安
  • 慢性的なだるさ・疲労感で仕事のパフォーマンスが落ちている気がする
  • イライラ・不安・落ち込みが強くて日常に支障

 
「あ、自分のことだ」となった部分があったはず(全部の人もいるかも)

人は自分に関係すること、特に悩みに反応します。

いわゆる「損失回避」ですね。
 

  • 損失回避とは「得より損を強く感じる」人間の性質
  • 1万円得する喜びより、1万円失う痛みのほうが約2倍つらい
  • だから「逃したくない」「失いたくない」に人は動かされやすい
  • 行動を促すなら「得」より「損を防ぐ」表現が効く

 
ちなみにこれは、さきほど紹介した「HARMの法則」に年代別の悩みを掛け合わせた内容です(Health)。
 

ユーザーの見たいに合わせると「自分の言いたいこと」が言えない問題

あなたの心の声が聞こえてきました…。

わかります。

これを続けると、「相手の見たい情報」ばかりで、自分の商品や伝えたいことが一切言えなくなってしまいますよね。

その解決策が「相手の聞きたいことに自分の言いたいことを混ぜる」という技術。
 

相手の聞きたいことに自分の言いたいことを混ぜる

 

にんじん嫌いな子供に、「ケーキ食べる?」と誘いキャロットケーキを食べさせるようなイメージです。

例えばこの台本では、
 

年収2,000万から200万に下げてみた結果。

結論、住民税で終わりました。

愛媛の田舎で手取り月100万。

島で何買っても、毎月お金が余る生活。

そこから一転。

地方ビジネスに手を出し、借金6,000万。

毎月60万の返済が10年続く。

役員報酬を月20万に落とす。

島だから手取り15万あれば生きていけると思ってた。

甘かった。

前年の住民税が天引きされて、手取り5万。

妻の給料で生活する日々。

情けない。

なんとか1年生き延びれたのは、

家賃2,000円の古民家のおかげ。

年間の固定資産税が22,800円。

1日66円稼げば、とりあえず雨風凌げる。

固定費さげて、

在庫不要のSNS発信でマネタイズ。

60日連続ショート動画投稿中。

YouTube広告収入9万。

月末60万返済まで、走り切ります。

借金、残り5,472万円。

 
特に後半のこの部分を伝えることを意識しています。
 

  • 家賃2,000円の古民家
  • 在庫不要のSNS発信でマネタイズ
  • 60日連続ショート動画投稿中
  • YouTube広告収入9万
  • 月末60万返済
  • 借金残り5,472万円

 
この情報に「触れる」ことで、「この人ほんとかな?」と能動的に知りたい状態になります。

だから、一旦保存、プロフ訪問、他の動画みる、の行動が起こる流れ。
 
大切なことが「年収2,000万から200万に下げてみた結果」からのすぐ結論「住民税で終わりました」の冒頭だからこそ、その途中のプロセスに興味を持ってくれていること。

これが「YouTube毎日投稿しました」では、動画の伸びが変わっていたでしょう。
 
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実際、インスタとFacebookで合計13万再生。

YouTubeでは、投稿3日後で1.8万再生(あと伸びする可能性もある)
 
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別の「年収2,000万」のフックの動画は、現在YouTubeで20万再生。

50〜70万再生くらいのポテンシャルはありそうです。
 

フックのコピーはChatGPTなどを活用

1分でサクッと調べただけでもこれだけ出てくるので、冒頭ネタが浮かばないときなどは活用してみてください。
 
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強いフックに内容が負けるパターンは回避する「フック負け」

ショート動画初心者で散見されるパターン。

いわゆる「フック負け状態」。

視聴者の期待も裏切るし、次の動画でも「またこのパターンか」となって離脱も増えやすいです。

例えば、
 

ゼロから副業やってみた結果
→アカウント作っただけ、これから頑張ります
 
自宅でOK!3ヶ月で10キロ痩せる方法

→とにかく食べなければOK!ぼくは1週間目です
 
英検1級に最速合格する方法

→英検1級持ってない、3級すら通ってない、これから頑張ります

 
さすがに笑っちゃいますが、わりといますよ…。
 

フック→フォローまでのアカウント設計

 

⑧覚えるアルゴリズムは3つだけ「3秒再生率・平均視聴・フォロー数」

アルゴリズムは「ナマモノ」、諸行無常で常に変化するので、すべて覚えなくていいです(不可能)

代わりに基本的なSNSの基本構造理解と、主に3つの指標を見ておけばOK。

ぼくも毎日チェックするのはこれだけです。
 

SNSの基本構造理解「SNS=広告家」

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SNSは「広告プラットフォーム」です。つまり、広告で儲けている。

儲け方は、「ユーザーの面白い投稿(UGC)」を量産すること。
 

UGCとは「User Generated Content(ユーザー生成コンテンツ)」の略。

企業ではなく一般のユーザーが作る投稿・レビュー・写真・動画などのこと。

リアルな体験や口コミとして信頼性が高く、SNSマーケで重視されている。

 
一般の方や、いわゆるインフルエンサーの面白い投稿を集めて、それを見にきた人に企業の広告を見せる。
 

アルゴリズム理解「なぜオススメしてくれるの?」

そこが理解できると、「わざわざ一般人の投稿をレコメンドして拡散してくれるのか?」が見えてきます。
 

  • 面白い投稿が増える
  • ユーザーがSNS開く回数が増える
  • また面白い投稿を見つける
  • さらにSNS滞在時間が増える
  • 広告を見る回数が増える

 
ということは、我々とXやインスタは常にWinWinであることがわかります。
 

やるべきたった1つのこと「満足度の高いコンテンツの量産」

あとはシンプルです。

とにかく、ユーザーが「面白い・楽しい・役にたつ」と思ってもらう満足度の高い投稿を作ること。

その満足度を測る指標が、
 

  • 3秒再生率
  • 平均視聴
  • フォロー数

 
となります。
 

3秒再生率(スキップ率)

冒頭でも紹介した指標。

3秒以内にスキップ(スワイプして離脱)された率です。

インスタのインサイト(分析画面)では「3秒以上の再生率」と表示されていますが、逆の数字なだけで同じことです。
 

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3秒以上再生率「67.8%」=3秒以内のスキップ率(離脱)「33.2%」。

 
この動画は「いい動画」=「アルゴリズムでオススメされやすい動画」になります。

逆に次の場合だと、
 

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3秒以上再生率「45.2%」=3秒以内のスキップ率(離脱)「55.8%」。

 
となり、「改善点が多い動画」=「アルゴリズムでオススメされにくい動画」となります。
 
シンプルに最初の3秒以上見続けてもらえばOKということ。

この指標の背景としては、「3秒以上見られたら最後まで見てもらいやすいというデータ」が、どのプラットフォームでも共通項出ているためです。
 

最初の3秒は「テキスト」を読ませる

これを意識するようになってから、再生回数がグッと上がるようになりました。

YouTubeで約300万再生のショート冒頭が「3.25秒」
 

島の土地1700万で買って地方創生やってみた結果(25文字)

 
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動画みてもらったら感じると思いますが、ほんの少し待たされる…感じありますよね。

これを焦って、4〜5カットで映像テロップ切り替えまくると、逆にストレスになって離脱されます。

とにかく「3秒」テキストを読んでもらう。

そうすると、「3秒読んだから見ている」のか「興味があって3秒読んだのか」わからず、そのまま見続けてくれます(一貫性の法則)
 

平均視聴時間

字面のわりにめちゃくちゃシンプルな指標。

どれくらい長く動画を見てくれたか?です。
 
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360万再生の動画が、1分尺で平均再生時間が25秒。
 

イメージは富士山の裾野のように、なだらかな曲線。
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平均視聴時間が長い=満足度高い=オススメされる、という流れ。
 


 

 
逆に、伸びなかったリールがこちら。
 
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26秒尺の動画で、平均視聴が10秒…。

グラフも急降下しています。
 
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みてもらったら一目瞭然ですよね。

伸びてない動画は、すぐ飛ばしたくなったはず。

平均視聴が伸びる動画は「この後の展開」がいい意味でわかりやすいというものがあります。

逆に、伸びないのは「続きがどうなるか悪い意味でわからない(迷わせている)」から離脱される。
 

フォロー数「バズ=正義」には必ずしもならない

言わずもがな、フォローされないと投稿する意味がなくなります。

バズってもフォローされない、フォロー率が極端に低い、場合はちゃんと改善が必要。

また「フォローする=満足度&期待値が高い」ことの表れにもなります。

相手の聞きたいことを出しつつ、自分の言いたいこともちゃんと伝わっている状態。

なので、コンテンツが健全な状態かの指標にもなります(バズるためだけに釣ってないか)
 

有益だからフォローするわけではない「続きが気になるからフォローする」

有益なコンテンツを出していても、フォロー率が低くなる、またはフォロワーが増えないのはこれが原因。

映画の予告編のようなイメージで、あえてコンテンツを中途半端で終わらせるのも1つのテクニックです。

そもそも、ショート動画では全てを伝えることは不可能なので、裏切りにもなりません。

ショート動画=チラシ、ストーリーや他の投稿=メインコンテンツ(もっと深く知りたい人向け)、くらいの感覚で投稿していきましょう。
 

ショート動画からフォローまでの流れ

視聴者のフォローまでの流れや背景を押さえておくと、出すべきコンテンツの解像度が高くなります。
 

  • 家や通勤中にスマホをなんとなく開く
  • 通知に確認しつつオススメ欄をボーッと見る
  • 無意識で気になった動画を見る
  • 自分の悩みを思い出す
  • 解決策を知りたくなる
  • わかりやすい内容で思わず保存する
  • 投稿主が気になりプロフィール欄に行く
  • アイコン、フォロワー数、プロフィールを確認
  • 他の動画を見に行く
  • 自分に役立ちそうなコンテンツが見つかる
  • 他の投稿も見逃したくないと思ってフォローする

 
何度も繰り返しになりますが、「動画なんて見たくない」という前提、忘れずにいきましょう。
 

⑨視聴維持を伸ばす3つの要素

ここからは、さらに踏み込んで「なぜか最後まで見てしまうコンテンツ」の設計を解説していきます。

実はわかると「そんなこと」くらいの内容ではありますが、9割の発信者は実践できていません。

もちろん、ショート動画以外の全てのコンテンツに共通する項目なので、ぜひインストールしてください。
 

【要素1】「一般論」や「抽象論」に逃げない

ぼくもやりがちなんですが、「誰でも言えること」に価値はありません。

ぼくの田舎系の発信であれば、
 

  • 「自然が美しいです」
  • 「移住してよかった」
  • 「リモートワークできます」

 
「だからなんだよ」ってツッコミが入りそうですよね。

そうではなく、「個別的」「具体的」に語る必要があります。
 

「田舎暮らし」ではなく「家賃2,000円生活」

実は「田舎ぐらし」も抽象的なコピー。

人によってイメージするものが変わるのは「抽象的」と覚えてください(正確な説明ではないですが)

100人が同じ共通理解を持つものが「具体性のあるコピー」となります。
 

<田舎暮らしで連想するもの>

  • 軽井沢
  • 北海道
  • 人がいない
  • 地方
  • 島ぐらし
  • 山暮らし
  • 八王子

 
つまり「田舎」というワードは、相対的なコピーということです。
 

<家賃2,000円生活>

  • 家賃が2,000円
  • ボロ屋
  • 暮らし大丈夫?
  • 田舎だと有り得るかも?

 
ばらつきはあるものの「家賃2,000円」は絶対的なコピーで、それ以外の解釈ができません。
 

メリットデメリットを両面提示する

想像してみてください。
 

「安い・お得・うまい」を連呼するスーパーの肉エリア。

 
逆に、
 

「安い・お得・うまい…けど消費期限が明日まで!」

 
だとどうですか?

ぼくは正直だなと思って買い物カゴに3個くらい入れそうです(冷凍しよって)。

実は、「メリットばかり提示する」のも、一般論になりがちです。

しっかりと「デメリット」も出して、両面提示する。

心理学的にも、両方出すことで信用されやすくなります。
 

【要素2】感情を「上げて下げてまた上げる」

コンテンツはジェットコースターになれば伸びます。

ジェットコースターが楽しいのは「上がって」「下がって」「また上がる」を繰り返していますよね。

これが「ずっと上がりっぱなし」だと、飽きるし別の不安が襲ってきます…。

実は、視聴維持が伸び切らない原因が、この「感情を一定方向だけに動かす」というミス。
 

よくあるノウハウの見過ぎで「感情を動かす方向」を間違っている

「とにかく視聴者のテンションを上げればOK〜!」みたいなノウハウが出回っているのか、ずっと「上げる」だけをやっている発信者が少なくないです。
 

  • フリーランスになって本当に人生変わりました!
  • 朝は好きな時間に起きて、海を眺めながらコーヒー
  • 嫌な上司もいないし、働く場所も自由
  • 案件次第で月収100万も夢じゃない!
  • 好きなことで生きるって、やっぱり最高です!

 
ジェットコースターにすると、
 

  • フリーランスになって、最初の1ヶ月は天国でした
  • 朝は好きな時間に起きて、海を眺めながらコーヒー
  • でも2ヶ月目、急に案件がゼロ。貯金がみるみる減っていく
  • 「自由」って、こんなに不安なのかと気づきました
  • そこから、“自由に働く”じゃなく“自分をマネジメントする”に変えた
  • 今は、ちゃんと続けられる“自由”をつくれてます

 
全然印象が異なりますよね。後者の方が信用できるイメージ。
 

「本音」と「建前」を行き来する

正直に話すと、このノウハウはパクリなんです。

とある本と2018年に出会ってから、売上が軽く5倍以上になりました。

実際、その本を読んだ後にnoteを書いたら1冊で売上500万。

正直、紹介したくないですが…
 
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という茶番は置いておいて、実際この本で文章力が一気に上がりました。

>>> (PR)人を操る禁断の文章術(オーディブルで繰り返し聞くのがオススメ)
 
今のも「文章力鍛えたかったらこの本を読んで」だと、正直スルーしますよね。

「本音」を伝えるから、グッとくる文章に変わる。
 

二度下げで裏切る

「上げて下げて…」も、ノウハウ出回っているので、見飽きてる(悪い意味で予測できてしまう)場合も少なくないです。

そこでオススメなのが、「二回下げ」を使うこと。

実際にぼくも台本で多用しています。
 
ChatGPT:

【上げ①:挑戦と成功の始まり】

未経験・借金500万で会社を辞め、ブログとSNSで独立。

1年で売上900万、有料noteが月100万売れる。
 
【下げ①:慣れと停滞】

フリーランス生活にも慣れ、刺激が薄れ、発信量と収入が減少。
 
【上げ②:再び成功】

法人化1年目で年商5000万、2年目で1億達成。
 
【下げ②:転落と危機】
島にコワーキングを建て借金6000万、発信をサボって倒産寸前。

手取り5万円まで落ち込む。
 
【上げ③:再起と挑戦】
リール毎日投稿を再開し、フォロワー8000人増。

借金を抱えながらも再び前へ進む。

 
「またこのパターンか」となるところを、もう1回下げるので「あれ」っとなります。

後半の離脱が減り、視聴維持もグッと伸びます。
 

【要素3】あえて違和感を残す

わりと上級者向けのテクニックです。

さすがに「お腹いっぱいです」という人は、1週間くらい投稿してみてまた見返してください。

違和感には「悪い違和感」と「良い違和感」があります。
 

悪い違和感は削りまくる

「悪い」=「不要」な違和感。

冒頭無料ゾーンで紹介した、
 

  • テロップの位置
  • 被写体見切れている
  • 内容がわかりにくい
  • 音が聞こえない

などは不要な違和感なので、とにかく削りまくる。
 

「良い違和感」は視聴維持を伸ばす

「良い違和感」=「認知的不協和」です。
 

    <認知的不協和とは>

  • 人は「自分は正しい」と思いたい生き物
  • でも、行動と考えがズレるとモヤモヤする
  • このモヤモヤを埋めるために、言い訳をつくる
  • たとえば「高かったけど必要だったし」と自分を納得させる
  • この心のズレ調整が、認知的不協和

 
例えば次の動画の冒頭はどんな違和感(認知的不協和)があると思いますか?

インスタで100万再生超えている動画のフックです。
 

  • 家賃2,000円生活10年続けてみた結果
  • 結論、今すぐ引っ越したいです

 


 
おそらく、
 

  • 10年も住んだのに引っ越したいの?
  • そもそも家賃2,000円で生活できる家なの?
  • どんなひどいデメリットがあるの?
  • 田舎でスローライフじゃないの?

 
正解はありませんが、このあたりが想像つきます。
 

島暮らし毎月60万返済生活

このコピーが丸ごと「認知的不協和」になります。

一般的に「島暮らし=スローライフ、固定費安い」というイメージをみんな持っている。

さらに、YouTubeなどには「田舎系Vlog」という人気ジャンルが存在している。

そのまま「豊かな島暮らし」ではなく、真実である「60万返済」をフックやコピーとして活用しています。
 

⑩アカウント設計3つのポイント

アカウント設計は難しくありません。

そもそも、最初から全てカッチリ決めてしまうのではなく、投稿しながら柔軟に設計変更していくスタイルでOK。

ここでは、最低限押さえておくべき「アカウント設計3つのポイント」を解説します。
 

【ポイント1】なぜ発信するのか?

シンプルにあなたのSNSのゴールが何か?です。

大きく分けると3つ。
 

  • 認知(見たことある人を増やす)
  • 集客(欲しい人を増やす)
  • 売上(買う人を増やす)

 
3つのうちどれか、というわけではなく順番に進めるパターンと、3つをぐるぐる回すパターンに分かれます。
 
ここにあなたの状態が加わって、
 

  • 個人
  • 副業
  • フリーランス
  • 店舗
  • 企業
  • 団体

 
目的が細分化していきます。
 

「目的」すらなく発信してOK

ここで強調しておきたいのが「目的がないから発信禁止」ではないこと。

「発信したいから発信する」も立派な目的になります。

もちろんダラダラ続けるのも違いますが、一旦スタートするならこれでもOK。

迷いながら、モヤモヤしながら、「これじゃない」をそぎ落としていきましょう。
 

とりあえず月5万円くらい作りたい

オススメはこの目標。

月5万=1日1,600円。イメージしやすくやるべきことが明確になります。

例えば、AirPods(Bluetoothイヤホン)で考えてみましょう。
 

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  • Amazonアフィリエイトで1つ売ると400円
  • ¥20,919 × 2.00% ≒ ¥418.38
  • 1日4つ売ると1,600円

 

あとは、AirPodsを買いたくなるような投稿はどんな内容か?を考えていけば良い。

アカウント設計は、これくらいシンプルにしておくと迷わなくなります。
 

【ポイント2】自分のゴールを顧客の悩みの解決策に編集する

自分のゴール=「月5万円」を相手の解決策に編集します。
 

ゴール:1日4つAirPodsを売る

 
なので、
 

AirPodsの購入体験=顧客の悩みの解決策

 
となればOK。
 

AirPodsはどんな痛みを和らげる?

「AirPodsいいですよ〜おすすめ」だけでは誰も解決策と思わない。

日常で感じている「言葉にならない痛み」を言語化してあげます。

このあたりは、思考トレーニングを続けることで身につきますので、ここでは「こんな流れで考えるんだな」程度でイメージできたらOKです。

 

<AirPodsにつながる痛み>

  • 有線イヤホンがカバンの中で絡まってイライラする
  • 忙しい朝に嫌な体験として記憶されている
  • 退屈で電車の中でゲームばっかりしてしまう
  • 本を読んだりしたいけど活字を見ると眠くなる
  • このままじゃダメと思いつつ行動できてない

 
前半の有線イヤホンが絡まる、はイメージしやすいですよね。

後半の「なんか勉強できてない自分」という痛みは少し想像するのが難しい。

今回はこの痛みをターゲットに「AirPods=解決策」に編集していきます。
 

時間を買うという自己投資の提案

「5分のスキマ時間でOK」という解決策は浅いので響きません。

相手が「解決できないよな」って思っていることが「それならできそう」と思える材料が必要。
 

自己投資として平日1時間の「勉強時間」を買う

 
という提案だとどうでしょうか。
 
「最近仕事以外の学びない」という痛み(悩み)に対して、すでにある時間(通勤時間)を使うという提案。

AirPodsは知っているし、ながら聴きがいいのもわかっている。

でも、買うところまではいってない人でも「自己投資としてのAirPods」という選択肢だと感じ方が違うはず。

  • 1つ2万円のAirPods
  • 平日1時間で得られる時間が1年で約260時間
  • 3年続けると780時間

 
仮に1年だけ使ったとしても、1日54円。

つまり「1日ブラックサンダーくらいの金額で1時間勉強できた自分」を買える体験になります。

「AirPodsじゃなくてもいいやん」という心理には、さきほどの絡まる嫌な体験や、iPhoneとシームレスな接続体験など、「勉強のモチベUP」とすればハードルも下がります。
 

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ちなみにガチでオススメしたい勉強法が「AirPods×Amazonオーディブル」。

よくわからないセールステクニック講座よりも、10倍有益で何より1ヶ月無料です(AirPodsはお金かかるけど)

そして、オーディブルのアフィリエイトが1件1,500円となかなか良い単価なので、書籍紹介、勉強垢をやりたい人は切り口として1つ持っておくのオススメです。
 

>>> (PR)人を操る禁断の文章術(オーディブルで繰り返し聞くのがオススメ)
 
実際に、オーディブル紹介だけでこれまで200万円ほど作れてきました。

詳しくは無料ポッドキャストで聞いてみてください。
 

 

自分が売りたいものが相手が喜んで買う状態にする

ここで伝えたいのが、「AirPods系のアカウントがいいよ」ではなく、あらゆるテーマやジャンルでも、この設計ができてないとフォロー数増えても売れないということ。

「人が喜んで買う」という体験設計に関しては、「マーケティング思考を鍛える」という教材があるのでそちらに譲ることにします。
 

【ポイント3】アカウント設計=ポジションづくり

「やったぁ!AirPodsの紹介しよう!」ってなった人はちょっと待って下さい。

「勉強時間に投資する」というのは、誰でも言えてしまいます。

なので、そのままでは「情報に価値ない」。

だからこそここで「ポジション」という概念が必要になってきます。
 

それ誰でも言えるやんには価値がない

「どんなアカウントが伸びるのか?」という問いに、一言で答えるなら「ポジションを取れているアカウント」です。

「何をいうか」ではなく「誰がどんなポジションから発信するか」が9割。

仮にぼくが、
 

朝早く起きて、その日一番重要なことをやる。

それが終わるまで他のことをやらない。

 
とポストしたらどうでしょうか。基本スルーされます。

でも、次の場合だったら…?
 

朝早く起きて、その日一番重要なことをやる。

それが終わるまで他のことをやらない。

                           ー 大谷翔平

 
圧倒的な実績がある人なら逆に何を言ってもそれっぽく消えてしまう。

逆に、実績がない、または不明瞭だと、何を言っても響かないわけです。
 

もしAirPodsを自己投資として売るのであればこのポジション

シンプルに「毎日5時間勉強する勉強系アカウント」がおすすめです。

Vlogスタイルでショートを作り、通勤、仕事終わりのカフェなどで勉強する姿を発信していく。

その中で、「どうやって勉強時間作ってますか?」というコメントが来るので、そこに先ほどのようなコンテンツで答える。

AirPods、オーディブル、他のながら聴きサービスもオススメ。

「ただの副業垢」「ただの勉強垢」にならないように気をつけてください。

ポジションには、説得力が必要です。
 

SNSも常に変化する

ショート動画含めて、SNSコンテンツのトレンドは日々変化しています。

海や山の漁師(猟師)みたいなイメージで、常にその変化を感じつつコンテンツ作りをしないといけない。

前もって、しっかりリサーチしてアカウント設計まで完璧でいざローンチ…。

伸びるトレンドの旬が完全に過ぎていた…なんてパターンゴロゴロあります。
 

どんなニーズがあるかは出してみないとわからない

諸行無常でコロコロ変わるからこそ、逆に「思ってもないニーズやポジション」を拾える可能性もあります。

実際に、お盆のクズみたいな暮らしを動画にしたら1,500人が新規フォローするリールになりました。
 
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伸びたYouTubeショートからアカウント設計

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「リール出してるしついでにYouTubeにもアップするか」でやっていると、いつのまにかYouTubeの方が伸びるようになりました。

インスタとYouTubeでも、求められている動画が違っていたりするので、複数のプラットフォームに出しつつ「勘」を鍛えていくのがオススメです。
 

ショート動画道場では個別フィードバックを実施中!

 
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コロコロ変わるからこそ、都度修正が必要なアカウント設計。

ショート動画道場(コミュニティ)では、しゅうへいが直接フィードバックするので、ぜひ興味ある方はご参加ください。
>>> ショート動画道場に参加する
 

【ガチ台本フィードバック】1. なぜ、あなたの動画は伸びないのか?

いとう社長という、せどり系のインスタ垢を、ショート動画道場(コミュニティ)でコンサルしています(メンバーなら誰でも見れる)

コンサル直後、1本目のリールが7万…いや、今見たら9万再生を超えてました。
 


 
ということで、ここでは9万再生動画のガチ台本フィードバックを解説しますね。
 
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まず、大前提として、リールやYouTubeショート、TikTokといったショート動画は、「リラックスしてソファで寝転がってスマホを触っている人」に届く、ということを理解しないといけません。
彼ら・彼女らは、何かを「調べたい」と思って動画を見ているわけじゃないんです。

この「マス(大衆)に届いてしまう」というのがミソ。

だから、動画のフック(冒頭2〜3秒)が「よくわからない」「自分に関係ない」「面倒くさそう」と少しでも思われたら、即スワイプされてしまいます。
今回の伊藤社長の例も、まさにそうでした。

 

添削前のフック

これが、添削前に伊藤社長のスタッフさんが作ってくれた台本の冒頭です。

「またまーた古着 1000万でゴミ 10トン買っちゃった。」

一見、キャッチーに見えますよね。でも、ぼくは「これじゃダメだ」と瞬時に思いました。
なぜか?
このフックには、「伸びない動画」の典型的な3つの落とし穴があったからです。

 

伸びない理由①:「また」という”身内ノリ”

まず、冒頭の「またまーた」
これ、最悪です(笑)
いや、本当にいらない。フックにこんな言葉を入れ込む余地は1ミリもありません。

というのも、リールを見ている人は、あなたのことを知らない「一見さん」です。
伊藤社長のファンなら「あ、また社長が仕入れしてるな」と笑ってくれるかもしれませんが、リールで出会う人はファンじゃない。
路上でいきなり知らない人に「いやー、また買っちゃったよ」って話しかけてるようなものです。
「誰だよ」ってなりますよね。
フックで「身内ノリ」を出した瞬間に、その他大勢の人は「自分には関係ない」と判断して、指をスライドさせてしまいます。

 

伸びない理由②:「古着」という”専門用語”

次にダメなのが「古着」という言葉。
「え?古着は専門用語じゃないでしょ」と思うかもしれません。
でも、これも「マス」の視点で見ると、立派な”専門用語”です。

「古着」と聞いた瞬間に、「あ、自分は古着に興味ないからいいや」と無意識にフィルターをかけられてしまうんです。
もちろん、古着に興味がある人には届くかもしれません。
でも、リールやショート動画は、本来もっと多くの人に届く(バズる)ポテンシャルがあります。

伊藤社長のビジネスは「せどり」や「転売」ですが、ソファでリラックスしてる人は「せどり」なんて知りたくないんです。
だから、「古着」という言葉を使ってわざわざターゲットを狭める必要はない、と判断しました。

 

伸びない理由③:「古着 1000万」という”脳のカロリー”

これが一番の致命傷かもしれません。

「古着 1000万で」

このフレーズ、パッと聞いて意味がわかりますか?
「古着が1000万円?」
「古着で1000万円儲けた?」
「1000万円分の古着?」

一瞬、「ん?」と考えさせられますよね。
これこそが、ショート動画で絶対にやってはいけないこと。
視聴者の「脳のカロリー(認知負荷)」を使わせてしまうことです。

ソファでリラックスしてる人は、1ミリも頭を使いたくないんです。
少しでも「よくわからない」と感じたら、即離脱。
「古着 1000万」という、専門業者からしたら「それぐらい買うかもね」と理解できるフレーズも、ゼロベースの一般人からすると、意味不明でノイズでしかないんです。

 

2. 8万再生を叩き出した「勝てるフック」

じゃあ、この「身内ノリ」「専門用語」「脳のカロリー」という3つの問題を解決するために、ぼくがどうフックを書き換えたか。
これが、実際に8万再生されたフックです。

「100万でゴミ 10トン買っちゃった。」

どうでしょう。
元のフックと比べて、圧倒的にシンプルで、かつ「引っかかり」がありませんか?
このフックがなぜ強いのかも、3つのポイントで解説します。

 

伸びる理由①:「100万円」「ゴミ」という”共通言語”

まず、「古着」という専門用語を消しました。
そして、誰もがわかる「100万円」と「ゴミ」という”共通言語”だけを使いました。

「100万円」は、誰もがその価値を(だいたい)理解できます。
「ゴミ」も、誰もが「いらないもの」と理解できます。
難しい言葉を一切使わない。
これがマスに届けるための大原則です。

 

伸びる理由②:「100万でゴミ」という”認知的不協和”

これが最強のテクニックです。

「100万円(価値あるもの)で、ゴミ(価値ないもの)を買った」

この組み合わせ、意味がわからないですよね?
「え?なんで?」「どういうこと?」と、視聴者の頭に「?」が浮かびます。
これこそが「認知的不協和」
人は、この「?」を解消したい生き物なんです。
だから、意味がわからなすぎてスワイプするのではなく、「答えが知りたい」と思って、続きを見てしまう。

「古着 1000万」は、脳のカロリーを使う”不快な謎”でした。
でも、「100万でゴミ」は、答えが知りたくなる”心地よい謎”なんです。

 

伸びる理由③:「ゴミ10トン」と”映像のフック”

そして、伊藤社長の動画が素晴らしかったのは、「映像のフック」です。
「100万でゴミ 10トン買っちゃった」という言葉と同時に、伊藤社長が「ゴミの山」の上に座っている映像が映し出されます。

視聴者は「本当にゴミ(に見えるもの)がいっぱいある!」と視覚的に理解します。
「10トン」という数字は具体的にわからなくても、「めちゃくちゃ多い」ことは映像で伝わる。
言葉と映像が一致しているから、視聴者はストレスなく情報を受け取れるんです。
「この再現度、最高です!」と伊藤社長に伝えました。

 

3. フックの後の「離脱させない」仕掛け

さて、フックで視聴者の足を止めることに成功しました。
でも、その後の「中身」が退屈だと、結局離脱されてしまいます。
8万再生された動画は、フック以降の台本も細かく調整しました。

 

× ムダな一言でテンポを殺さない

添削前の台本では、フックの直後にこんなセリフがありました。

(スタッフ)「見た感じゴミじゃないですか。」

これ、いらないですよね。
だって、フックで「ゴミ」って言ってるし、映像も「ゴミの山」を見せてる。
視聴者が「そうだね、ゴミだね」としか思わない、ムダな確認です。
ショート動画において、テンポは命です。
こういうムダなセリフを削り、すぐに次の展開に進みます。

 

○ 緊張感を加える一言

代わりに、ぼくが残した(推奨した)のがこのセリフ。

(スタッフ)「会社のお金で何やってるんですか!」

これはいいですよね。
「100万でゴミを買った」という謎に加えて、「この人、会社のお金でヤバいことしてるぞ」という新しい緊張感(ストーリー)が生まれます。
視聴者は「どうなっちゃうの?」と、さらに動画に引き込まれます。

 

○ 「保存ポイント」を必ず作る

そして、動画の中盤。
「これは宝の山なんだ」と言って、伊藤社長が”ゴミの山”から服をピックアップします。

「これとか(5,000円)、これとか(3,000円)、これとか(1万円)になるんだよ」

これが、アルゴリズム上、めちゃくちゃ大事な「保存ポイント」です。
視聴者は、「え、この服、ウチにもあるかも」「こんなのが高く売れるんだ」と思います。
すると、「あとで見返そう」と思って、動画を「保存」してくれるんです。
この「保存」という行動は、”いいね”や”コメント”以上に、InstagramやTikTokのAIが「この動画は価値がある!」と判断する重要なシグナルになります。

 

○ 「皆まで言うな」のエンディング

動画の最後はこうです。

(スタッフ)「でも、8割はゴミなんでしょ?どうするんですか?」
(社長)「山に捨てる」
(スタッフ)「え!?」
(社長)「(笑)リサイクル業者に引き取ってもらうんだよ」
ーー(ここで終了)ーー

ポイントは、「リサイクル業者に引き取ってもらう」で、スパッと終わらせること。
「どこの業者に?」「いくらで?」「その後どうなるの?」
そういう詳しい説明は一切しない。
「皆まで言うな」です。

なぜなら、説明しすぎると視聴者は「ふーん、なるほど」と満足して、スワイプして次の動画に行ってしまうから。
でも、あえて情報を削って終わらせることで、
「いや、8割ゴミなら赤字じゃん」
「リサイクル料のほうが高くつくだろ」
「どういう計算?」
といった“ツッコミ”(コメント)が生まれます。
この「コメント」が生まれることも、AIが「この動画は盛り上がっている」と判断する材料になるんです。

 

4. まとめ

今回のコンサル事例から学べる「伸びるフック」の作り方をまとめます。

  • 「身内ノリ」を捨て、「一見さん」向けの言葉を選ぶ
  • 「専門用語」を捨て、「共通言語」で話す
  • 「脳のカロリー」を使わせない。パッと見で理解できるようにする
  • 「認知的不協和」で、「?」を生み出す
  • 「映像」と言葉を一致させる

 
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最後まで、読んでいただきありがとうございました。

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