これがわたしの生きる道!  3組のママ・パパフリーランスが愛するわが子に伝えたい『生きざま』とは?

これがわたしの生きる道!  3組のママ・パパフリーランスが愛するわが子に伝えたい『生きざま』とは?
・会社の仕事でストレスがたまり過ぎて、幼い娘にやつ当たりしてしまった……
・休日に副業したいのに子どもたちからの「どこかに連れてって!」コールが止まらない……
・今の仕事をやりながら家事や育児もするのってムリゲーじゃない?

 

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親にとって「わが子」は働く目標やモチベーションを与えてくれる大切な存在。でも、そんなママ・パパフリーランスにも、さまざまな悩みや葛藤があります。

 

そこで今回は、ママ・パパフリーランスの本音を探るべく、ゆーたさんASUKAさん只野姉さんの3名に集まってもらい座談会を開きました!

・今の働き方を選んだキッカケや経緯は?
・「自分の活動に子どもを巻き込む」ってどういうこと?
・親としてわが子に「これだけは伝えたい」ことは?

フリーランスとして……そして3歳から大学生までの子を持つ親として、みなさんが仕事とわが子にどう向き合ってきたのか語ってもらいました。

子育て中の方だけでなく、将来的に子どもを持ちたいと考えている方にも、ぜひ読んでほしいです!

また、このインタビューを音声で聴きたい方はこちらをクリック!(Voicyに飛びます)

南は沖縄から北は北海道まで……バックグラウンドは三者三様

kon
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今回モデレーターを務めるkonです! 簡単に自己紹介をすると、夫と娘(3歳)と息子(1歳)がいて、フリーランスとしてNFT関係のお仕事をしてます。
「フリーランスの学校」のVoicyでは、主にパパママ座談会のモデレーターの担当です。
kon
kon
ゆーたさん、ASUKAさん、只野姉さん、本日はよろしくお願いします!
まずは、ゆーたさんから順番に自己紹介をお願いします。
はい、ゆーたと申します! ぼくは先月(2022年4月)、マーケティング会社を退社してフリーランスになりました。1年前に妻と3歳の娘と一緒に沖縄へ移住し、現在2つのインスタアカウントで「沖縄の観光」と「転職情報」について発信しています。
ゆーた
ゆーた
ASUKAです。わたしは北海道の工房でチーズを作って、小売店やネットで売っています。子ども食堂の運営やNFTの発信もしていて、夫と中学1年&小学5年の娘がいます!
ASUKA
ASUKA
只野姉さんと申します。夫との間に大学4年生の娘がいて、個人事業主をしている夫のサポートや、友人の会社の社外顧問、防災に関するkindle本の出版、ボランティアなど、いろいろやっています!
只野姉さん
只野姉さん
kon
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みなさん自己紹介ありがとうございます! 本日はよろしくお願いします。

場所を選ばずに働ける人生を目指して

kon
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さっそくですが、みなさんのお仕事状況を聞かせてください。
まずはゆーたさんから……前職のお話と沖縄へ移住した理由、フリーランスへ転身したキッカケを教えてもらえますか? 
もともと会社員として保険営業をしていました。1年前に沖縄へ移住したのですが……その理由は、会社が不祥事を起こして営業できなくなってしまったからです。

それがキッカケで「会社に頼らず個人で稼ぐ力」をつけたいと思って、イケハヤさんやマナブさんのブログに出会い、自分もやってみようと思いました。

ゆーた
ゆーた
kon
kon
なるほど! そういう状況だったんですね。先ほどの自己紹介で「沖縄へ移住」と言っていたので、なんで移住したんだろう……と思ってました(笑)
沖縄へ移住したのはコロナの影響も大きかったですね。実は独身時代にバックパッカーとして国内外を旅した経験から、「いつか沖縄に住みたい」という思いはあったんですよ。そこにコロナが来たので、思い切ってやりたいことをやってみようと決意しました。誰も知り合いはいませんでしたが(笑)
ゆーた
ゆーた
kon
kon
知り合いはいなかったんですね。すごい行動力……。沖縄に住んでみて大変なことはありましたか? 
沖縄に移住して大変だったのは賃金と物価ですね。沖縄の平均賃金は全国最低レベルということもあり、転職によってぼくの年収は半分になりました(笑)移住に伴い妻も仕事を辞めたので、世帯年収が4分の1になってしまったんですよ。
ゆーた
ゆーた

さらに、沖縄は本州からの輸送費がかかるため実は物価が高い。そんな状況だったので……振り返るとあのころはかなり絶望的でしたね。
ゆーた
ゆーた

kon
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ゆーたさんは「沖縄の観光情報」と「就職」のアカウントを運用しているインスタグラマー。総フォロワーは、なんと9万人! フリ校の中ではインスタ運用に関する勉強会の講師を務めるなど、メンバーからも一目置かれる存在ですよね。でも、過去にはそんな大変な時代もあったんですね。
kon
kon
ゆーたさんがそうした絶望的な状況からはい上がれた理由は何だったんですか?
正しい努力と行動を続ければ絶対に世界が変わると信じて突き進んだからです! というのも、ぼくは30歳を過ぎてから、保険営業の世界で結果を出すことができたんです。その経験があるので、正しい努力をしつつ行動すれば何とかなると思ってました。
ゆーた
ゆーた
結果的に、インスタは開始1年でフォロワーが1万人に。さらにインスタでの実績をアピールして、Webマーケティング会社への転職に成功。ようやく激減した年収を元に戻せて、ホっとしましたね(笑)
ゆーた
ゆーた
kon
kon
それはよかったですね! 
でも、結局そこの会社も半年で辞めちゃったんですが……。
ゆーた
ゆーた
kon
kon
えっ? せっかく年収も上がったのに、そりゃまたどうして? 
結論から言うと、仕事に疲れてしまったんです。会社では法人のSNSコンサル業をしており、ありがたいことにぼくが入ったことで業績が大幅にアップしました。そこまではよかったんですが、だんだんと任される業務が増えていき、ついには担当が10社にまで増えまして……。
ゆーた
ゆーた
kon
kon
それはさすがにキツそうですね……。
しかも、自分のアカウントも2つ運用してましたからね(笑)
そんなこんなで、もともとコンテンツづくりがあまり得意でなかったこともあり、ストレスがたまり過ぎて家でも家族にキレるようになってしまったんですよ。
ゆーた
ゆーた
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kon
それだけ、精神的にも追い詰められていたということですね。
今思うと、限界だったんでしょうね……。娘に「うるさいっ!」と怒鳴ってしまい、おびえる娘の姿を見てハッと気づきました。「この子の笑顔のためなら何でもできる」と思って転職までしたのに、自分は何をやっているんだって。
ゆーた
ゆーた
だから、もうここは思い切ってクライアントワークをすっぱり辞めて、自分の事業にフルコミットしたほうがいいのかなと思ったんです。

とはいえ今の会社を辞めたら、また以前のような厳しい生活に戻ってしまうかもしれないのもまた事実。どうすればいいか本当に悩みました。

ゆーた
ゆーた
kon
kon
フリーランスになる決断を後押ししたものは何だったんですか?

尊敬する西野さんに「自分の濃いファンを100人作れば、どこでだって生きていける」という言葉を直接もらったことです! 
ゆーた
ゆーた

kon
kon
西野さんって、あのキングコングの西野亮廣さん? すごいじゃないですか! 
西野さんのコミュニティのリアルイベントに参加したとき、本人に思い切って相談したんですよ。ぼくが発信を始めたのも、苦しいところからはい上がれたのも、西野さんのその言葉に励まされたからです。
ゆーた
ゆーた
kon
kon
結果的に、この決断が現在の躍進につながったと。こうしてお話を聞いてると、ゆーたさんが運営する「沖縄の観光情報」と「就職」という2つのアカウントは、ご自身の実体験が深く投影されているなあと思いますね。
そうなんです。悩んでいたかつての自分に届けるつもりで発信しています。
ゆーた
ゆーた
kon
kon
そうですよね! 伝えたいものの土台が明確だからこそ濃いファンも作れてるんだなぁと思いました。ゆーたさんは世界のどこでもやっていけそうですね。
実は、将来は家族で海外に移住するつもりなんですよ。場所を選ばず好きに生きていくためにも。そのために今、私も妻も英語を習っています。
ゆーた
ゆーた
kon
kon
「世界のどこに行っても働ける絶対的な能力と自信を持つ」。これはフリ校のテーマ & 目標の一つですが、ゆーたさんはまさにこれを体現してますね。ゆーたさんの劇的な体験談は、ぜひとも誰かにマンガ化してほしいです(笑)

キッチンカーにチーズと子どもを乗せて……土地に根差して生きる厳しさと楽しさ

kon
kon
次に、北海道在住のASUKAさんにお話を聞いていきますね。
ASUKAさんは実家の牧場でチーズ工房を開いているんですよね。なぜ牧場だけでなく、チーズ工房も開こうと思ったんですか? 

牧場の仕事だけだと将来的に厳しいかなと思ったからです。うちの実家はずっと牧場を経営してたんですが、牧場の仕事は体力勝負なんですよ。だから自分の将来を考えたときに、小さい子どもの育児をしながら牧場の仕事をするのはちょっと厳しいなと。
ASUKA
ASUKA

そこで一度別の牧場へ修業に出て、チーズ作りの技術を取得。それから実家に帰って工房を建てたんです。
ASUKA
ASUKA
kon
kon
まさに北海道という地に根差して活動されてますよね。
わたしはゆーたさんとは対照的で、仕事柄、この場所からは離れられません。働く場所と時間を選ばない一般的な「フリーランス」のイメージからすると、ちょっと違うかもしれませんね。
ASUKA
ASUKA
kon
kon
たしかに、ゆーたさんとは対照的ですね! そういえば、ASUKAさんは昔キッチンカーもやってたんですよね。チーズ工房をやりながら育児もしてキッチンカーの事業もするって、めっちゃ大変じゃないですか? 
実は、キッチンカーは仕事と育児の両立に悩んだわたしの苦肉の策でして……。というのも、チーズ工房を立ち上げた当初はチーズの販売先がなかなか見つからなかったんですよ。
ASUKA
ASUKA
kon
kon
今だったらネット通販とかもあるけど、まだ当時はねー。
そうなんです。だから地域でイベントが開かれる週末にこそ、車にチーズを積んでガンガン売り歩きたかったんですよ。でも、週末は家に子どもたちがいるじゃないですか。
ASUKA
ASUKA
kon
kon
うわぁぁぁ。ですよねー。
ヒマを持て余した子どもたちから「どっか連れて行って!」の大合唱。週末にこそ仕事がしたいのに(笑)
ASUKA
ASUKA
kon
kon
めっちゃわかります! しかも家族ぐるみの自営業だと、パパやじいじ&ばあばもアテにできませんし。
もうそれだったら、仕事先に子どもたちを連れていくしかないなと(笑)ということで、キッチンカーにチーズと子どもたちを乗せて、週末に開かれる地域のお祭りでチーズを売り歩いたというわけです。
ASUKA
ASUKA
kon
kon
これならチーズも売れるし、お子さんたちも楽しめる。まさに一石二鳥ですね。
今ではネット販売が軌道に乗ったこともあって、少し前にキッチンカーとはお別れしました。子どもたちからは大ブーイングを食らいましたが(笑)
ASUKA
ASUKA
そうやって地道に営業活動をした結果、今ではコープ(生協)の宅配や、ふるさと納税の関係機関などが取引先となり、営業をめちゃくちゃがんばらなくてもある程度の出荷先を確保できてるんです。牧場でのチーズづくりは参入障壁も高いですし。
ASUKA
ASUKA
kon
kon
たしかに、牧場と牛を買ってチーズ工房を開くのは……簡単にできませんね(笑)
振り返ってみると「自分の土地」と「牧場の安定した収入」があることは大きかったですね。それがあったからこそ、チーズ工房やキッチンカーなど自由に挑戦でき、さらに今もNFT」のような未知の分野に挑めています。
ASUKA
ASUKA
kon
kon
最近ASUKAさんは、親子でNFT関連の発信をあれこれやってますもんね。チーズ工房からWeb3にまで発展するって、本当にすごいですよ。
ありがとうございます。実はこのウサギのアイコンも、娘が描いてくれたものなんですよ。
ASUKA
ASUKA
kon
kon
え~すごい! かわいいですね。そんなお子さんと住んでいる「北海道」という地域に根差して仕事をしていく上では、やっぱり大変なこともありますよね?
はい。わたしが住んでいるのは北海道のむかわ町なのですが……実は、2018年の北海道胆振東部地震によって大きな被害を受けたんですよ。
ASUKA
ASUKA
kon
kon
それは大変! みなさん大丈夫でしたか? 
幸い家族は無事でした! ただ、地震の影響で断水や停電がつづく中、「牛の命をどうやって守るか」ということで頭はいっぱいでしたね。自衛隊のおかげで人間の最低限の食糧や暮らしは確保できましたが、国は牛のことまでは面倒をみてくれません。
ASUKA
ASUKA
わたしたちには、この場所にいるたくさんの生きものたちの命に対する責任が常について回るんです。「この土地にはもう住めないから、MacBookを持ってどこかにいこう」というわけにはいかないんですよ。
ASUKA
ASUKA
kon
kon
こうしてみると、自分が生まれ育った土地に工房をかまえ、生きものたちの命を守っていく責任の重さと、場所と時間を選ばずに事業をやっていく大変さ。ASUKAさんとゆーたさんは対照的ですが、決してどちらが大変とか正しいといったことではないですよね。

バリキャリ女性が選んだ第二の人生とは?

kon
kon
じゃあ、次に只野姉さんにお話を伺います! 只野姉さんも、これまでいろいろなことをやってますよね。会社員としてはどんなことをしてたんですか?
わたしは1980年代後半に大手化粧品会社の社員として働き……実は、トップクラスの売上をあげていたんですよ。仕事はおもしろくて、特に海外で働いていたときには大きな刺激を受けましたね。
只野姉さん
只野姉さん
ただ、あるプロジェクトをやりとげたあとに男性上司からもらった言葉が衝撃だったんです。「やっぱり入院するほど仕事しないとダメなんだよね」と。そのくらい残業も出張も多い職場だったんですよ。
只野姉さん
只野姉さん
kon
kon
うわー。今ならパワハラ認定級の発言じゃないですか。
そうなんです……(笑)それにわたしの部署では、育休を取るのは事務職の女性くらい。わたしと同じような職種の女性は、独身か、あるいはお子さんが欲しくてもなかなか恵まれない方が多く、育休を利用しない人が多かったんです。
只野姉さん
只野姉さん
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kon
制度はあるのに、実際に利用するところまでたどりつけないというのが、またリアルな厳しさを感じますね……。
さらにわたしのパートナーは、男尊女卑が割と根強い土地で育っています。たぶん、地元ならそれが男尊女卑だとは思わないし、悪気はないんだと思いますが……。
なんでも彼が小学生の頃は、自分が脱ぎ捨てた服を拾うためにお母さんと妹さんが彼の後を歩いて回ってたそうです。そりゃあ、家事も何もできないよねって(笑)
只野姉さん
只野姉さん
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kon
今なら思わず笑ってしまいそうだけど、笑えませんね……。
会社では、男性でも身体を壊すようなハードな業務。家に帰ったら、家事も育児もできそうにないパートナーの面倒と子育て。これはどう考えてもムリ。仕事面でも、これまでいろんな経験をさせてもらえたけれど、わたしが本当にやりたかった「経営の中枢に関わるような業務」はやらせてもらえないだろうって。
只野姉さん
只野姉さん
だったら今の会社は辞めて、いったん子育てとパートナーのサポートをメインにしよう。そして子どもが成長したら、改めて経営などを勉強し直そうと思ったんですよ。
只野姉さん
只野姉さん
kon
kon
具体的にはどんなことをされたんですか? 
退社後、まずは自動車の免許を取りました。結婚前は父から「女が車の免許なんて取るもんじゃない」と言われていたので、免許を持ってなかったんですよ。
只野姉さん
只野姉さん
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kon
「自動車を運転しちゃいけない」って、まるで華族のお姫様みたいですね(笑)
免許を取った後は、経営管理実務科で経営について学びました。ビジネスマナーやパソコン、メンタルヘルス、財務や経理、ビジネス法務、人事、社会保険、マーケティングなど、経営に必要な学びはひととおりやったかな。
只野姉さん
只野姉さん
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kon
只野姉さんが今、会社の社外顧問をしているのも、そうした学びが土台にあるからなんですね。
はい。さらに子どもが少し大きくなってからは、ボランティア活動も始めました。どうせやるなら子どもたちのための活動を、なんならわが子も巻き込んで一緒にやろうと。娘もいろいろ協力してくれて……わたしのこのアイコンも娘が描いてくれたんですよ。
只野姉さん
只野姉さん
ひと昔前までは、女性は出産を期に寿退社したら、その後の人生は「子どものママ」として生きることが求められていた気がします。
でも、これからの時代はママやパパである前に、一人の人間としてどう生きていきたいか。それがとても大切だと思うんです。だって人生百年時代、子どもが巣立ってからの人生だって長いんですから。
只野姉さん
只野姉さん
kon
kon
たしかにその通りですね。いろいろな経験をしてきた只野姉さんの言葉には説得力があります!

わが子に伝えたい「これからの働き方」とは

kon
kon
ここまでは、みなさんご自身の働き方についてお聞きしました。
ここからは、ママ・パパの立場から「これからの働き方」について、自分のお子さんにどんなことを伝えていきたいかを順番に聞いていきますね。

3歳の娘には「失敗してもいいからやってみな」

kon
kon
ゆーたさんは娘さんと「働くこと」について話すことはあるんですか?
うちの子はまだ3歳ですが、将来の働き方について娘に伝えはじめてるんですよ。娘が大きくなったときにいろんな働き方の選択肢を持てるように、まず親であるぼくが常にアップデートしていかなきゃなって。
ゆーた
ゆーた
kon
kon
うちの娘も3歳ですが、まだ「はたらくってなに?」って感じじゃないですか? 
たしかに、まだはっきりとは分かってないかもしれないですね。でもぼくは、働くことに限らずいろんなことを「楽しいね」と娘に思わせるようにしているんです。たとえそれが普通の人なら嫌がるようなことでも。
ゆーた
ゆーた
kon
kon
具体的にはどういうことですか? 
例えばぼくが読書をしていると、娘が「パパ、なによんでいるの?」って聞いてくるんです。だからぼくは「お勉強をしているんだよ」と答える。「なんでパパはおべんきょうするの?」って聞いてきたら「いろんなことを覚えるのは楽しいからだよ」って。
ゆーた
ゆーた
すると娘も自分の絵本を持ってくるので、二人でいっしょに絵本を読むんです。「お勉強は楽しいね」って言いながら。
ゆーた
ゆーた
kon
kon
なるほど! まさにASUKAさんや只野姉さんも言っておられた「自分の活動に子どもを巻き込む」ということなんですね。
はい、その通りだと思います。ぼくが仕事でスマホやパソコンを触ってるときに娘から「パパはなにをやってるの」と聞かれたら、「これはお仕事だよ」と言って作業画面を見せる。こうして自分が実際に働いている姿を見せてるんです。
ゆーた
ゆーた
そうすることで、いろんな世界があることを娘に伝えていきたいなと思ってます。それで娘が興味を持って「これ、やりたい」と言ってくれたら最高だなあと。だから「失敗してもいいからやってみな」って、今もずっと娘に言い続けています。
ゆーた
ゆーた
kon
kon
「失敗してもいいからやってみな」って素敵な言葉ですね。わたしも自分の子どもたちに同じ言葉をかけてあげたいです! 

娘たちには「どこにでも出て行って挑戦してほしい」

kon
kon
ASUKAさんはお子さんたちの将来の働き方についてどう考えてますか? やっぱり北海道にいて欲しいですか? 
子どもたちには夢を追ってほしいので、むしろ「東京や沖縄に行きたい」と言ってくれたらうれしいです。たとえその夢が破れたとしても、わたしはいつでもここで迎えてあげられる。だから、あの子たちには自由に挑戦してほしいですね。
ASUKA
ASUKA
kon
kon
お~! それはお子さんとしても勇気をもって挑戦できそうですね。
わたしは子どもたちをキッチンカーに乗せてチーズを売り歩くなど、自分の活動に巻き込みながら育ててきたんです。だから、ちょっとわたしの影響を受けすぎているかなという反省があるんですよ。「中学を卒業したらママの工房を継ぐから!」と言っていた時期もありましたし。
ASUKA
ASUKA
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kon
たしかに親としては嬉しいけど、ちょっと複雑でもありますよね。
実は上の娘は「友達が羊好きだから、ケーキ屋さんと羊カフェを一緒にやりたい」と言ってるんです。羊毛を手に入れるには羊が必要。だから友達の誕生日には、わたしのおこづかいで羊を買ってあげるんだって(笑)
ASUKA
ASUKA
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kon
中学生の発想力は本当にすごいですね!
それも実は、わたしが中学生のときにお年玉で羊を買ったエピソードがあったからなんです。でも牧場で羊を飼うのはいいけど、お友達のお家は普通の住宅街。「ペット感覚で羊をもらっても困ると思うから、まずは友達のお家の人に相談しようね」とは言ってますが(笑)
ASUKA
ASUKA
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kon
これは親の生き様を見せているからこそのエピソードですよね。娘さんたちの今後が楽しみです。

就活中の娘に伝えたいのは「複数の視点を持つこと」の大切さ

kon
kon
では、只野姉さんは娘さんにどんなことを伝えたいですか? 大学4年生でしたよね? 今まさに就活中という進路を決める時期ですが。
娘に言いたいのは、将来何をやってもいいけど、必ず自問自答する時間と何も考えない時間を持つこと、それから、心と体のメンテナンスをする時間をつくってほしいということですね。

かつてのわたしは、まわりの人たちが過労で倒れてどんどん入院していくような職場環境にいましたので……。

只野姉さん
只野姉さん
あとは、物事をいろんな角度から見て、同じ時間でもそこにいくつもの意味を持たせて欲しいとも言ってます。
只野姉さん
只野姉さん
kon
kon
それは具体的にはどういうことですか? 
コロナの影響で娘が大学2~3年のときに、全てオンライン授業になってキャンパスに通えなかったんですよ。この一面だけを見ればすごくアンラッキーですよね。
只野姉さん
只野姉さん
kon
kon
せっかく入ったのに……。
ただ、キャンパスに通えなかった反面、オンラインでのコミュニケーションを実践できたり、時短の方法を学べたりというのはラッキーだったよねという話をしています。
只野姉さん
只野姉さん
これまでの子育てでも、娘は一人っ子だから兄弟と触れ合う機会がない。そして本当は海外旅行に行きたいけど、費用の面でなかなか難しい。
だったら外国人留学生を家に招いて、我が家でホストファミリーをやってみたらどうだろうかって。これなら留学生の子と兄弟のような関係になれるし、海外の文化にも触れられるから、まさに一石二鳥だよねって。
只野姉さん
只野姉さん
kon
kon
本当にそのとおりですね。
一つの物事をさまざまな角度から視点を変えつつ眺めてみる。それにより、同じ時間であってもそこにいくつもの意味を持たせることができる。こうした視点は、娘にもぜひ持ち続けてほしいと思っているんですよ。
只野姉さん
只野姉さん
kon
kon
なるほど! 色々な視点をもつことで、同じ時間でも学べること増えそうですね。大変勉強になります。
kon
kon
さて、まだまだ話したりないですが……時間が来てしまいました。今日のお話が、読者の皆さんの子育てやお仕事の参考になったら嬉しいです。

ゆーたさん、ASUKAさん、只野姉さん、貴重なお話を聞かせてくださって、本当にありがとうございました! 

 

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